周知の事実になっている感もありましたが、リバプールが公式にローン中のチアゴ・イロリとケビン・スチュワートの復帰を発表しました。
イロリはアストン・ヴィラから。
スチュワートは、スウィンドン・タウンからのローンバックとなります。
特にイロリに関しては、日本時間明朝に行われるFAカップ出場が有力視されており、どんなプレイを披露してくれるかに注目したいと思っています。
アストン・ヴィラでは、まったくと言っていいほど出番のなかったイロリですが、試合としてはアンダーのチームで何試合か出場しているといった状況です。
スチュワートも守備的なプレイヤーであるため、リバプールとしては、ディフェンス面へのてこ入れを施したと言えそうです。
元々ユルゲン・クロップは、なるべくローンに出さず、手元で育成したいという意向を語っており、補強も大切だが、まずは現有戦力の活用を図ったということでしょうか。
とりわけセンターバックに関しては、ストーク戦でデヤン・ロブレンとコロ・トゥーレの2人が怪我に見舞われ、補強したくても時間的猶予がないという現実もありました。
以前の記事でも取り上げましたが、現地では、FAカップでは、イロリとホセ・エンリケがセンターバックを務めると見ているようです。
ある意味、共に不遇な季節を過ごしてきたこの2人が、リバプールのために貢献できるか!
実に興味深いポイントかと思います。
明朝のFAカップ3回戦に続き、プレミアリーグでは、アーセナル戦、マンチェスター・ユナイテッド戦が続けて待っています。
今は傷だらけのリバプール。
私は、ある意味論外なことかもしれませんが、もはや勝敗を度外視して、ピッチに立つプレイヤー達の魂を見たいと願っています。
もし・・・・負けたとしても、精一杯にがんばってくれたなら、拍手を送りたいと。
必ずや!巻き返しの時は来る!
私は、そう思っています。