ジョーダン・ヘンダーソンという男は、まるでキャプテンシーの塊のようにさえ思えます。
プレイ面も勿論素晴らしいですが、チームを牽引する力が傑出していますね。
そのヘンドですが、リバプール加入10年を迎え、31歳になっています。
昨シーズンのヘンドですが、怪我に泣かされましたね。
しかし、一昨シーズン、プレミアリーグのタイトルを獲った年の彼は、キャリア最高のパフォーマンスだったと私は思っています。
そんなヘンドに、リバプールが新たな契約を提示する準備をしているようです。
Mirrorが報じています。
同誌によれば、リバプールはヘンドがアンフィールドでキャリアを終えられるだけのオファーを用意するだろうと・・・。
リバプールとヘンドとの現行契約は、残り2年となっており、言い換えれば、そのときヘンドは33歳になっています。
それでも、リバプールはヘンドに新しい契約を提供する。
確かに、リバプールでキャリアの最後まで過ごさせるオファーとも思えてきます。
今回の報道では、ユルゲン・クロップ監督は、ピッチ内外におけるヘンドのキャラクターを称賛しており、マージーサイドでのプランに、彼は必要不可欠であることを知っていると。
キャプテンというものは、試合中のみならず、ドレッシングルームしかり、オフの時でも何かと仕事が多いと言われますからね。
同誌の見解によれば、リバプールは既にファン・ダイク、アリソンとの契約延長の話し合いに入っており、その次に来るのがヘンドの番だと。
それくらい重要視しているということかもしれません。
ヘンドがリバプールへやって来たのは2011年のことで、当時の監督はケニー・ダルグリッシュでした。
その際、リバプールが費やした移籍金は£16mだと見られています。
一時期は、戦力外通告を受けた男。
失意をバネに変えたメンタリティー。
まさにヘンドは努力の人ですね。
リバプールには、ジェイムズ・ミルナーという良きお手本もいるし、トップ・コンディションを維持するために、どれだけの節制をしていることか。
リバプールのクラブ史上、初めてプレミアリーグのトロフィーを掲げたキャプテンは、既にレジェンドと呼ばれるに至っています。