先ほど、アンフィールドで開催されたフレンドリーマッチ、リバプール対RCストラスブール戦が終了しました。
試合結果から書きますと、0-3のスコアでRCストラスブールが勝利しています。
若手を主体としたリバプールでしたが、序盤でディフェンスラインにミスが出て、早い時間帯に失点を喫したのが痛かったとは思います。
ただ、先に書いておこうと思うのですが、やはりアンフィールドはあたたかい。
アカデミーの選手達が多数がんばっていることを分かっているのですね。
このような結果になっても、帰る人々がいないどころか、最後まで拍手、声援を送り、試合が終われば、がんばった選手達を讃えている様子が印象的でした。
リバプールは、この試合で3失点をしたわけですが、試合序盤でやられたものです。
4分、14分、21分と、立て続けにゴールを許し、3失点目を与えたときは、今日の試合はどうなってしまうのかと思ったものですが、その後よく耐えました。
1失点目は、ディフェンスに入る際のポジショニングに難点があったと思います。
2失点目は、バックパスがミスになり、相手にボールを渡してしまったもの。
3失点目も、左サイドバックの位置で潰され、カウンターを仕掛けられていますので、いかに最終ラインが重要かを改めて知った試合となりました。
それでも、前述もしましたが、その後は失点を許しておらず、よく立て直したと思います。
90分間、チームを引っ張り、奮闘していたのは、ハーヴェイ・エリオットとファビオ・カルヴァーリョだったと思いますが、劣勢の中でも本当によくファイトしてくれたと思います。
ハーフタイムをはさみ、セカンドハーフの冒頭から、ユルゲン・クロップ監督は、アイザック・マバヤに代えてナット・フィリップスを送り出しました。
ナット・フィリップスは、センターバックに入り、ジョー・ゴメスが右サイドバックに流れた格好です。
ディフェンスラインの修正を図りたかったのでしょう。
ディフェンスラインといえば、57分にはイブラヒマ・コナテに代えてセップ・ファン・デン・ベルグを投入。
センターバックを入れ替えます。
これは、あらかじめ予定していたプランだったかもしれませんが、その交代少し前に、イブラヒマ・コナテは足を痛めており、ピッチを下がる際にも気にしていた気配を感じたので、怪我でなければ良いのですが。
今日の試合では、いわゆるストライカータイプがいませんでしたので、攻撃を支えたのはハーヴェイ・エリオットとファビオ・カルヴァーリョでした。
2人とも、よくファイトしていたし、劣勢になればディフェンスにも汗を流す姿が見られたところです。
短い時間とはいえ、2人とも昨日のマンチェスター・シティ戦に出ていましたから、やはり若い力ですね。
試合に敗れはしましたが、若手達に送られた拍手の数々。
その光景が、やっぱりアンフィールドはいいな!と思わせるものでした。
さて、この試合が終わり、いよいよプレミアリーグの開幕戦です!
シーズンの幕開けですね。