ゴールキーパーという役割は、試合には1人しか出られないものであり、そこは厳しい世界でもあります。
リバプールといえば、ゴールキーパーに恵まれていますよね。
守護神のアリソンがおり、第2ゴールキーパーにカオイムヒン・ケレハーが控えているという陣容を誇ります。
カオイムヒン・ケレハーに関しては、過日ユルゲン・クロップ監督が「出せない」と述べていましたが、欲しがるクラブは多かったと聞きます。
あれだけの安定感をもつゴールキーパーですから、白羽の矢が立つことは容易に想像も出来ます。
特にカオイムヒン・ケレハー獲得に熱心だったと多々報じられて来たのがノッティンガム・フォレストですが、今回の移籍市場で完全移籍でのオファーをしていたようです。
エコーなどが報じています。
その報道によれば、ノッティンガム・フォレストが提示した移籍金は£15mだとのこと。
リバプールは、どうも即座に拒否をした模様です。
まず、金額面でまったく話にならなかったことがあり、さらにリバプールはカオイムヒン・ケレハーを出す考えがなかったといいます。
カオイムヒン・ケレハーをキープすることには、私も大賛成です。
ただ、だからこそカオイムヒン・ケレハーのモチベーションを保つための努力、工夫も必要になるかと思います。
今シーズンのカオイムヒン・ケレハーは、カラバオカップをメインに出場しており、FAカップではアリソンが起用されて来ました。
カラバオカップといえば、リバプールは決勝へ進んでおり、ウェンブリーが会場ですが、私は決勝もカオイムヒン・ケレハーで行っていいと思っています。
まだまだ成長も望めるし、やがてアリソンがいるからカオイムヒン・ケレハーはベンチで当然という観念が薄れて来る日が来るやもしれません。
高いレベルでのゴールキーパーの切磋琢磨が、リバプールのレベルをさらに高めることでしょう。