今シーズンは、決して出場機会に恵まれているとは言えないシェルダン・シャキリ。
しかし、出場のチャンスが巡って来そうなタイミングで、数度怪我を負っていたことも事実です。
秘めたるポテンシャルは高いし、キックなどの技術も素晴らしいものがあると、私は思います。
ところで、そのシャキリにオファーが届いていたという報道が出て来ています。
Sky Italiaによれば、今週の月曜日にローマからリバプールへ連絡があり、シェルダン・シャキリへのオファーだったとされています。
ローマは、若手の有望株であるニコロ・ツァニオロが、ユベントス戦で怪我を負っており、これがシリアスなものなのだそうです。
そこで、ニコロ・ツァニオロの穴を埋めるタレントとして、シェルダン・シャキリに白羽の矢を立てたと。
Skyの報道を受けて、Mirrorなども記事にしていますが、リバプールはシェルダン・シャキリへのオファーを拒否したそうです。
今シーズンでの公式戦出場は10試合に留まっているシャキリ。
また、出場しても、先日のトッテナム戦のように、試合終盤に投入されるケースもあります。
さらに、Mirrorは、南野拓実の獲得により、シャキリの序列は更に下がったとしています。
それでもユルゲン・クロップ監督は、シャキリを攻撃の貴重なオプションと考えており、1月に放出することは許可しない。
そのような報道となっています。
シャキリの出場機会が減少しているのは、本人のパフォーマンス面というよりも、リバプールが採用している基本フォーメーションに多く関係しているように私には思えます。
勿論、怪我がちなところは改善していかなくてはいけませんね。
何よりシャキリには経験があるし、ここぞ!というときの心強いピースになることでしょう。
ユルゲン・クロップ監督が、出さないという気持ちでいるという報道。
そのとおりであれば、今後必ずチャンスが巡って来ることでしょう。
シェルダン・シャキリが、本来の才能を発揮し、また明るい笑顔でのセレブレーションを見せてくれる時を楽しみに待ちたいと思います。