2018年の1月には、フットボール関係の報道では、フィリペ・コウチーニョを取り上げる記事が目立ちました。
バルセロナへ行く!という結論に至るのですが、それから1年が経った2019年、今度はバルセロナを去るのではという記事が溢れてきています。
ただ、リバプールは、フィリペ・コウチーニョを呼び戻す考えは、まったく持っていないとの見解が出てきています。
報じているのはTelegraphで、同誌によれば、ヨーロッパのトップチーム達が、フィリペ・コウチーニョに関心を示しているものの、まったく関心を持っていないチームがひとつあるとしています。
それがリバプールだと。
Telegraphは、リバプールのスタンスは、フィリペ・コウチーニョを呼び戻す考えは皆無であり、若い才能の発掘に焦点を当てているとしています。
たしかに、フィリペ・コウチーニョがいたときのレッズと、今のリバプールでは、かなりチームも変化しました。
フィリペ・コウチーニョ抜きのフォーメーションを考え、それを実現し、結果を出して来ていますからね。
私としては、若い才能に目を向けるというスタンスは、とてもいいと思います。
その中で、ピンポイントで実績のあるプレイヤーを、ここぞ!というポジションに新しく迎えればいい。
単に、良いプレイヤーだからという発想では、今のプレミアリーグを勝ち抜くことは出来ないと思います。
今のリバプールにフィットするタレント。
それこそが必要であり、併せて若手を成長させる。
短期、中期、長期でのチームづくり、そのビジョンを描いていくならば、どうしても若手の発掘、育成は欠かせないと思います。
希望どおりのクラブへ移っていっても、必ずしも幸せになれるわけではない。
そのことを今回の件は、教えてくれているように感じます。