以前から、リバプールの補強ターゲットの一人だと度々メディアに名前があがって来るのが、バイヤー・レヴァークーゼン所属のカイ・ハヴェルツ(ドイツ)。
新進気鋭の若手ドイツ人は、将来を嘱望され、ヨーロッパ中から熱視線が注がれているとされています。
このカイ・ハヴェルツについて、リバプールが来たる夏での補強で、優先事項にしているとの報道が、今回も浮上しています。
報じているのは、ドイツのSPORT BILDで、同誌によれば、プレミアリーグではリバプールとマンチェスター・ユナイテッドが狙っていると。
カイ・ハヴェルツは、1999年6月11日生まれの20歳。
ブンデスリーガでもコンスタントに出場をしており、決定力も兼ね備えたプレイヤーですね。
リバプールが、カイ・ハヴェルツに関心を持っているという報道は以前からあり、1月の移籍市場が開いている際にも、多々話題になったことが思い出されます。
1月の時点では、£125mの移籍金をリバプールが用意しているという報道もスペイン筋からあったところです。
カイ・ハヴェルツの場合には、人気銘柄であり、若いということで、補強に動くならば障壁になるのは、まず移籍金の高さでしょうか。
一方で、リバプールは2度の移籍市場で支出を極力抑えており、次の夏にどかん!と来るという可能性も完全には否定できません。
このカイ・ハヴェルツについては、ESPNも記事として取り上げており、リバプールはティモ・ヴェルナー獲得よりも優先するだろうという趣旨の報道になっています。
ということは、2人共に獲得することはないという考えか。
ESPNの見解としては、ティモ・ヴェルナーは全試合に出場をしたいプレイヤーであり、リバプールには絶対的なフロントスリーがいることから、カイ・ハヴェルツの獲得を優先していると見る方が理に叶っているというものです。
いずれもドイツ人プレイヤーであり、もし信憑性があるならば、ユルゲン・クロップ監督のカリスマ性が決定打になるかというところも注目されます。
ユルゲン・クロップ監督は、ドイツにあって英雄のような人でしょうから。
ビッグマネーという点で言えば、リバプールの補強候補としては、ドルトムントのジェイドン・サンチョ(イングランド)、パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ(フランス)の名前なども取り沙汰されており、リバプールがどこまで支出を惜しまないかも注目点となりそうです。
アフリカネーションズカップが来年の1月から2月に開催された場合、リバプールとしてはアタッカーが欲しいところ。
一方で、アダム・ララーナなどの動向如何によっては、ミッドフィールダーにもてこ入れをする可能性があるとも言われているのも確かです。
移籍の話ばかりは、正式に決まるまでは何とも言えませんが、もし本当にカイ・ハヴェルツがリバプールへ来るようなことがあれば、ビッグニュースになることでしょう。
繰り返しになりますが、リバプールは直近2度の移籍市場において大きな支出を控えており、次なる夏にどんな動きを見せるのか。
その点は、ファンも注目しているはず。
見守りたいですね。