アンフィールドでのプレミアリーグで、サウサンプトンと1-1のドローで終わったリバプールですが、この試合を観たジェイミー・キャラガーが、ユルゲン・クロップは、1月に補強をする必要があると語っています。
キャラガーの眼には、明らかにクロップのフットボールを実現するには、不足しているポジションがあると映っているようです。
(JC)
ワイドでプレイできるプレイヤーがいない。
移籍委員会が、どんな考えでやったかは、私には分からないけどね。
それが今、ユルゲン・クロップが抱えている問題だ。
おそらく彼は、1月にその対処をすることだろう。
4人のセンターフォワードがいて、3人から4人のNo.10がいるけど、ワイドがいないんだ。
このことは、チームのクオリティーとバランスの面で、いくつかの問題を発生させているよ。
ユルゲン・クロップは、ヘビーメタルなフットボールを望んでいる。
しかし、今のリバプールは聖歌隊のようなものだよ。
だから、何事も起こらないし、攻撃性が欠如しているんだ。
何かを創造するには、何とも不十分だ。
迅速性がなく、スローになってしまうから、チャンスがつくれないんだ。
キャラガーの意見では、フットボールを音楽に例え、ヘビーメタルをやりたくても、揃っているプレイヤー達は、品のいい聖歌隊のようだ・・・ということで、これではスピーディーで重厚な攻撃は出来ない!ということかと思います。
特に、同じポジション、タイプのプレイヤーが多く、ウィングに人材がいないなど、チームとしてアンバランスだということを、キャラガーは指摘しています。
若干、移籍委員会への皮肉とも取れる発言をしているのもキャラガーらしいですね。
スピードがあり、ワイドからダイナミックに崩せるタレント。
キャラガーは、1月にもクロップは獲得しに動くだろうと予想しています。
これは、ひとつの例えですが、ならば何故、この夏にラザル・マルコヴィッチを出してしまったのか?という疑問も残ります。
キャラガーに言われてみて、リバプールの顔ぶれを見ると、ボールをつなぎ、綺麗に崩しながら試合を構築していくタイプが多いかもしれません。
要するに、クロップが言うところの「ワイルド!」なプレイヤーこそ、今のリバプールに必要だ!
キャラガーが言いたいのは、そういうことかもしれませんね。
ここは、1月の補強に関しては、フロントもクロップを信頼して、全権を委ねるくらいの覚悟が必要なときかもしれません。