今週末には、マージーサイドダービーが待っているリバプールですが、インターナショナルブレイク明けでいきなりのランチタイムキックオフは、何度考えても合点がいきません。
ただ、決まってしまった以上は勝ち点3を獲るのみであり、プレイヤーのがんばりに期待ですね。
ところで、伝統のマージーサイドダービーを欠場するプレイヤー、あるいは欠場する可能性があるメンバーが、リバプールでは6人います。
まず、リバプール対エバートン戦には出場できないことが確定的なのは、カーティス・ジョーンズ、カオイムヒン・ケレハー、チアゴ・アルカンタラの3人です。
カーティスは一発レッドを受けてからの出場停止3試合の処分を受けており、マージーサイドダービーにはメンバー入りをすることが出来ません。
こういうときこそ、スカウサーがいると盛り上がるというのに、非常に残念です。
私としては、カーティスが出られないならばハーヴェイ・エリオットに期待したいという気持ちがあります。
カオイムヒン・ケレハーについてですが、膝を痛めており、まだ復帰には早過ぎると見る筋が多数です。
チアゴに関しては股関節の問題が長引いており、チームトレーニングに戻るころが当面の目標となりそうです。
次に、出場が疑わしいというメンバーが3人。
ステファン・バイチェティッチ、コーディ・ガクポ、アンディ・ロバートソンで、バイチェティッチに関してはふくらはぎに不安を抱えています。
コーディ・ガクポについてですが、ユルゲン・クロップ監督はインターナショナルブレイク後の復帰に期待する旨の発言をしていましたが、マージーサイドダービーでの出場は見送るだろうとの見方が大勢を占めています。
コーディ・ガクポが痛めたのはトッテナム戦での膝の怪我です。
アンディ・ロバートソンは、何度もお伝えをしたとおり、スコットランド代表において肩を負傷。
欠場だと決まったわけではありませんが、ちょっと難しいでしょうね。
手術を回避できることをリバプールは望んでいるとされていますが、おそらくそれが明らかになるのはユルゲン・クロップ監督の会見時になることでしょう。
こう見てくると、マージーサイドダービーでの奮起が期待されるのは、まず第一にコスタス・ツィミカスですね。
ギリシャのスカウサーと呼ばれるだけのメンタリティーの持ち主ですから戦ってくれることでしょう。
ただ、熱くなり過ぎてのカードには気をつけて。
エバートンは、実質的な目標としてプレミア残留というものがあると思いますが、リバプールと対戦をするときには目の色を変えて来ますので、そこは注意が必要ですね。
怪我人を出したくないし、カードも貰いたくない。
激しい中にもフェアな試合であってほしいと思います。
リバプールファンは、エバートン戦に強いプレイヤーを好きになる傾向が強いので、マージーサイドダービーが持つ意味は大きいものの、勝ち点3を獲るべき1試合ですから、とにかく勝利という結果を出したいリバプールです。