プレミアリーグチャンピオンとしてリバプールが迎えた2025-26シーズン。
第22節のバーンリー戦は、大きな痛みを伴う結果となりました。
アンフィールドでリバプールが先制したものの、追いつかれて1-1のドローは、良い結果とは言えません。
昨年の夏、豪華な補強をしたリバプールでしたが、ここまで苦しいシーズンになるなんて、誰が予想したことでしょう。
その中で、私が思うことをあえてゆったりと書いてみたいと思います。
暗黒期と呼ばれた時期を持つリバプール
イングランドのトップリーグ制覇において、ダントツの栄光を持っていたリバプール。
それがすっかりタイトルと無縁になったのは、いみじくもプレミアリーグの設立と、ほぼ時期を同じくしていました。
チャンピオンズリーグは勝った!
FAカップも獲った!
リーグカップでも優勝した!
それでも、どうしても手が届かなかったのが、プレミアリーグのタイトルでした。
ある意味、その悲劇の象徴が、スティーブン・ジェラードだったように私は思っています。
勝敗を超えたところでKOPが求めているもの
今、リバプールを率いている指揮官はアルネ・スロット監督。
あえて分類すれば、スロット監督は知将であり、優れた能力を持った人だと思います。
その彼が、リバプールにやって来た最初のシーズンで、プレミアリーグ制覇を果たしてしまった。
これは、お世辞抜きで快挙でした。
栄光をつかんだレッズですが、今シーズンは極めて厳しい戦いの中にいます。
しかし、順位的に見れば、いわゆる暗黒時代と呼ばれた時期と比べて、そうは悪くないのです。
それでも、KOPが求めているものは、勝敗を超えたところにある!
と、私は感じています。
KOPが求める熱量とスピード!
プレミアリーグのタイトルがどうしても取れないリバプールの歳月は、とても長いものでした。
しかし、KOPは全力での応援をやめることはなく、苦楽を常に共にしてきましたね。
たとえ負けたとしても、そこには戦う姿勢とスリリングなフットボールがあったから!ではないでしょうか。
ドキドキ感が確かに存在していたのです。
だから、試合的には良い結果が出なかったときでも、時にKOPは一緒に笑い、時に一緒に泣いた。
熱量を継承するファン・ダイクと遠藤航
では、今のリバプールに、熱量を持ったタイプの選手はいないのか?
私は、その典型をファン・ダイクと遠藤航に見ています。
他にもあげることはできますが、典型例で言えばこの2人だろうと。
しかし、ファン・ダイク、遠藤航ともに、若いわけではなく、このままで行くと、いつしかリバプールは華麗なテクニシャンの集団になる。
本能的なところで、そのことをKOPは察していたのではないか?
見てみたい愚直なフリーランニング
比較的、最近の例になりますが、リバプールのフットボールを象徴していたのは、献身的なフリーランニングでした。
それが、縦への速さに繋がり、スピード感あふれるアグレッシブなものをもたらした。
長い距離をフリーランニングできるということは、フォア・ザ・チームの精神がなければ決してできないことで、それを実行する選手には、KOPも惜しみない拍手を送りましたね。
アンフィールドに継承される文化
フットボールを語るとき、「文化」という言葉を選べば、それは古くさいと感じられるかもしれません。
しかし私は思うのです。
アンフィールドには脈々と継承されてきた文化があると。
それは、血だと言ってよいかもしれません。
もし仮にですが、クラブが決断に迷っているならば、そのことを思い出してはどうか?
今の私に言えることは、そのようなことになってしまいます。
長くチームを応援していれば、苦しい時期は必ずある。
しかし、その中でも戦っている選手に心からの拍手を送る。
それが、アンフィールドという歴史ある場所だと思うのです。