ここ最近、ナポリ所属のカリドゥ・クリバリ(セネガル)に関するニュースが俄然増えてきた感があります。
ナポリで実績を残してきた屈強なセンターバックですが、ナポリは経済的理由から手放さざるを得ない状況だとも言われており、またカリドゥ・クリバリ自身もナポリから新天地を求めたいという気持ちになっているとされています。
というのも、ナポリは来シーズンのチャンピオンズリーグ出場が難しく、カリドゥ・クリバリとすれば、どうしてもCLでプレイがしたいという希望があるとのこと。
今回は、Mirrorが取り上げていることを参考に書いてみたいと思うのですが、カリドゥ・クリバリといえば、以前からマンチェスター・ユナイテッドが獲得を模索しているという報道がなされていました。
ハリー・マグワイアの相棒を探してきたユナイテッドにとって、そのターゲットがカリドゥ・クリバリだったと。
しかし、リバプールが獲得レースに加わったことで、スールシャール監督のプランは崩される可能性が高いと同誌はしています。
新型コロナウイルスにより、各クラブは経済的危機にあるものの、それでもリバプールはカリドゥ・クリバリ獲得レースでトップを走っているともされており、この論調は他のメディアもほぼ同様です。
カリドゥ・クリバリに関心を示しているのは、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、パリ・サンジェルマンあたりだとされており、このビッグクラブ達を抑えてリバプールがトップにいると。
さて、かつてリバプールでプレイをした元スコットランド代表のドン・ハッチソンは、ESPNに見解を述べており、リバプールはカリドゥ・クリバリを獲るべきだ!と進言をしていました。
同氏が言うには、ファン・ダイクとカリドゥ・クリバリが組めば、それに勝てるチームはそうはないだろうと。
必然、リバプールはタイトルを獲得するだろうという趣旨の発言をしていたところです。
ナポリとしては、この主力を手放す場合、高額な移籍金を要求すると見られていますが、新型コロナウイルスで経済的打撃を受けており、現実には移籍金の額は相当下がると見る筋もあります。
これまでの傾向として、あまりに早く名前が出てしまうと、なかなか実現しないということもありますが、さてリバプールは本気で獲りに行っているのか。
こればかりは、今後もしっかりと注視し、正式に決まる日を待つしかありません。
私が思うのは、ファン・ダイクとのコンビという論点で語られますが、見方を変えれば、ファン・ダイクにも休める日を用意してあげる。
そういう意味合いもあるのではないかと。
たとえば、カリドゥ・クリバリが、ジョー・ゴメス、ジョエル・マティプとコンビを組んでもいいわけで。
リバプールは、世界最高の攻撃陣、フロントスリーを持っているとはよく言われることです。
もし、カリドゥ・クリバリが加入することがあるならば、ディフェンスラインも世界最高と呼ばれる。
そんな日が来るのか?
しばし、注目をしてみたいですね。