Andrea Cambiaso
夏の話をするには早いのか?
それとも遅いのか?
フットボール界では、移籍市場に関して年中無休のように感じます。
いろいろゴシップが踊っていますが、目下リバプールはといえば、トレント・アレクサンダー=アーノルドの話題で持ちきりですね。
それもある程度関係していると思うのですが、リバプールがユベントスに所属するアンドレア・カンビアーゾ(イタリア)を獲得するには追い風が吹いているといいます。
報じているのはGazzetta dello Sportで、ユベントスはこの夏、€30mで彼の放出を実行する構えだというのです。
25歳のカンビアーゾですが、基本的にはディフェンシブなプレイヤー。
特筆すべきは、両足を同じように使えることかと思います。
ポジション的にもサイドバック、ウィングバック等をこなすことができ、しかも両ワイドでのプレイが可能。
例えばの話ですが、仮にリバプールへ来た場合、右サイドバックでも左サイドバックでも行けるということに。
ユベントスが、この選手を出さざるを得ないのは、クラブ運営の財政事情だと見られています。
ゆえに、カンビアーゾ以外にも、今後市場に出て来る名前があるかもしれないということを目にします。
リバプールの補強といえば、とりわけ左サイドバックが話題になりがちでしたが、最近は右も騒がれており、そういった意味では両方をこなせるタレントというのは貴重かもしれません。
ただ、リバプールが果たして誰を狙っていて、どう動いて行くのかは、かなり読みにくく、夏の移籍市場が開いたとき、速攻で誰かを獲るか?も注目点かと思います。
昨年の夏、今年の冬と、ほぼ音なしの構えを続けて来たリバプール。
今夏は大規模な移籍があるという説があるものの、それがポジティブな意味での大規模ならよいのですが。