先ほど、コミュニティ・シールド、リバプール対アーセナル戦が終了しました。
90分間での試合は、1-1のドローで終わり、延長戦なしのPK戦へともつれ込んでいます。
PK戦は、リバプールが1人失敗、アーセナルは全員成功ということで、コミュニティ・シールドのタイトルは、アーセナルが手にしています。
先制をしたのはアーセナルで、12分にオーバメヤンが決めています。
この失点は、相手のゴールが上手かったということかと思います。
リードをした後、アーセナルが守備を固める姿勢を見せ、なかなかリバプールはフィニッシュへ持ち込むことが難しい展開となります。
ファーストハーフについては、もう少しボビーにボールを触らせてあげたかったという感があります。
しかしながら、59分に選手の2枚代えをしてから、一気にリバプールの流れが良くなります。
リバプールに同点ゴールをもたらしたのは、南野拓実。
このゴールは、73分のこと。
嬉しい、嬉しいリバプールでの初ゴールでした。
南野拓実のゴールですが、ボックス内でモハメド・サラーとのコンビネーション、ワン・ツーを仕掛け、相手ディフェンダーの躯に当たったボールが南野拓実とGKの間に。
集中を切らしていなかった南野拓実が、落ち着いてゴール右隅に右足で決めきっています。
59分での選手交代で流れがリバプールに来たと書きましたが、この際ポジション、役割の変更もあり、ファビーニョがセンターバックに、ジョー・ゴメスが右サイドバックにまわっています。
それまでは、どうしても左からの攻撃に偏っていた感のあるリバプールでしたが、右前線にはサディオ・マネを配し、バランスが良くなったように思います。
私は、プレシーズンから南野拓実の出来は良かったと思っている一人で、今日の活躍も意外ではありません。
これは、プレミアリーグでも重要なピースとしての役割を与えられそうです。
ジョー・ゴメスが右サイドバックへ移ったことにより、試合中にセンターバックにポジションを変えたファビーニョですが、まったく不安なシーンはありませんでした。
ネコ・ウィリアムズの成長にも期待しつつ、現状であれば、トレント・アレクサンダー=アーノルドがいないときには、ジョー・ゴメスを右サイドで使いたいという部分もありますね。
そうする場合、やはりセンターバックが不足する。
これからリバプールが、どんな動きをするかを見て行きたいと思います。
なお、この試合でリバプールは、4人の交代枠を使っています。
■59分:ミルナー → ケイタ
■82分:フィルミーノ → ジョーンズ
■90+2分:ワイナルドゥム → ブリュースター
PK戦については、タイトルを決めるために必要なものですので、簡潔にリバプールのキッカーだけご紹介しておきたいと思います。
1 サラー
2 ファビーニョ
3 ブリュースター
4 南野
5 ジョーンズ
5人中4人が成功させましたが、3番目に蹴ったブリュースターが失敗をし、PK戦は4-5という結果となりました。
ファビーニョは、フランスでプレイをしていた頃からPKについては定評があり、やはり上手いな!という印象を受けました。
さて、やって来るのはプレミアリーグの開幕戦。
残された時間、良い調整をして、コンディションを上げて行きたいですね。