6ゴールが生まれた対アストン・ヴィラ戦。
それぞれのゴールのスコアラーが違うところも特徴だったと思います。
それだけ多くのプレイヤーが喜びをかみしめたわけで、いい結果になりましたね。
今回は、主立ったスタッツを確認しつつ、今一度、この試合を振り返ってみたいと思います。
まず、90分間を通じて、終始リバプールペースだったことは、間違いないところでしょう。
アストン・ヴィラにとっては、カウンターかセットプレイしかチャンスはないような試合展開になりました。
そんな中、カウンターの目を中盤までの位置でつぶしていたことも、勝因のひとつだったと思います。
スタッツとしては・・・
○シュート数 リバプール11本、アストン・ヴィラ6本
○オンターゲット(枠内シュート数) リバプール9本、アストン・ヴィラ1本
○ポゼッション リバプール60.7パーセント、アストン・ヴィラ39.3パーセント
○コーナーキック リバプール6本、アストン・ヴィラ0本
まず、9本のショット・オン・ターゲットで6ゴールは、極めて効率のよい得点だし、崩しやシュートが適切だったということでありましょう。
また、ポゼッションに関しては、アストン・ヴィラも39.3パーセントありますが、リバプールの押し上げにより、エリアを下げながら繋いでいるだけ・・・というシーンも多かったので、リバプールの一方的試合だったと言っていいと思います。
さらに、リバプールの鬼門、コーナーキックを一本も与えなかったことも注目されます。
ただ、これで安心することなく、特に守備面は、改善を続けたいですね。
コーナーキックをはじめ、セットプレイへの対応、クロスへの対処など、リバプールには課題があります。
守備面の安定を図る中で、昨日のような攻撃のバリエーションを発揮できれば、自ずと結果もついてくることでしょう。
とはいえ、アストン・ヴィラ戦での結果と試合内容は、間違いなく、プレイヤー達の自信となったことでしょう。
ヨーロッパリーグ、キャピタルワンカップ決勝を控えた時期に、ポジティブなものをつかんだ!と言っていいと思います。