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リバプール対チェルシー戦の結果と感想(プレミアリーグ第22節)


先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第22節、リバプール対チェルシー戦が終了しました。
試合は、4-1のスコアでリバプールが完勝を飾っています。
欲を言えばクリーンシートで終えていれば満点だったと思いますが、1失点はしたものの攻守ともにリバプールがチェルシーを圧倒した試合内容でした。

とにかく、コナー・ブラッドリーの躍動ぶりが凄かったですね。
守備に攻撃に!と、戦う姿勢が顕著に出ていて、出場試合を重ねるごとに自信を付けて来ていることが如実に表れていると思います。
まず、この試合の得点経過については、次のとおりです。
■23分:ディオゴ・ジョタ
■39分:コナー・ブラッドリー
■65分:ドミニク・ソボスライ
▲71分:失点
■79分:ルイス・ディアス

上述した得点以外にも、リバプールは45分の段階でPKを獲得していました。
ジョー・ゴメスがクロスを放り込み、コーナーキック崩れで前線に残っていたファン・ダイクがダイレクトでジョタへ。
その際ジョタが倒されPK。
しかし、キッカーを努めたダルウィン・ヌニェスが失敗ということに。
今日のダルウィンは、ちょっとゴールに嫌われている感はありました。
しかし、ダメ押し点のアシストを決めているし、ネガティブな気持ちにはなっていないと思います。

先制点となったディオゴ・ジョタのゴールですが、コナー・ブラッドリーが上がりボールをジョタへ。
ジョタは、自ら中央へ突破を図り、相手ディフェンダー2枚の間を突き抜けて、そのままフィニッシュに持って行きました。
最後は左足のシュートでしたが、こういったゴールはジョタならでは。
瞬発力も抜群なところを見せてくれたと思います。

リバプールの2点目は、コナー・ブラッドリーが決めています。
嬉しい、嬉しいリバプールでの初ゴール!
スローインからのプレイで、ルイス・ディアスがドリブルで時間のためを作り、右ワイドを上がって来たブラッドリーにパス。
ブラッドリーは抑えの効いた強烈な右足のキックで、ゴールファーに突き刺しました。

リバプールの3点目もブラッドリーが絡んでいます。
起点になったのはファン・ダイクのロング・フィードで、綺麗なラインを描いたボールは右のブラッドリーへ。
ブラッドリーは縦に!と勝負を挑み、鋭いクロスをゴール前に入れ込んでおり、走り込んで来たドミニク・ソボスライがヘッドで押し込みました。

71分に1点を返されたものの、今度はリバプールにルイス・ディアスのゴールが生まれます。
アレクシス・マクアリスターがスルーパスをダルウィン・ヌニェスに通し、ダルウィン・ヌニェスは左から低い弾道のクロス。
そのボールをルイス・ディアスはスライディングをして右足でゲットしたものでした。

1失点はしたものの、リバプールのディフェンスはチームとしてよく守れており、チェルシーに対して強いプレッシャーを与え続けていました。
惜しいシュートシーンもあったし、あと1、2点入っていてもおかしくないような試合だったと思います。
また、点差が開きましたので、リバプールはプランどおりに交代カードを切ることができ、さらに若手のボビー・クラークを投入することも可能にしていました。
途中からトレント・アレクサンダー=アーノルドとアンディ・ロバートソンを投入したのは、次節のアーセナル戦までにフィット感を増したいという考えからだと思います。

サイドバックの危機を乗り越えて来たリバプールですが、ジョー・ゴメスが安定したパフォーマンスを見せており、ブラッドリー君は成長著しいものを見せてくれました。
これは、リバプールにとって大きな収穫ですね。
結果もそうですが、試合内容も素晴らしいものになったかと思います。
ナイス・ゲームでした。

なお、この試合でリバプールは、5人の交代枠を使っています。
68分に4枚替え、82分にはクラークを投入したもの。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■68分:コナー・ブラッドリー→トレント・アレクサンダー=アーノルド
■68分:ジョー・ゴメス→アンディ・ロバートソン
■68分:ドミニク・ソボスライ→ハーヴェイ・エリオット
■68分:ディオゴ・ジョタ→コーディ・ガクポ
■82分:カーティス・ジョーンズ→ボビー・クラーク

  • B!