先ほど、香港で開催されたリバプール対クリスタルパレス戦(アジア・トロフィー)が終了しました。
試合結果は、2-0のクリーンシートで、リバプールが勝利しています。
個々のプレイヤーのコンディションも、心持ち早い仕上がりを見せているように感じました。
まず、得点者ですが、次のとおりです。
■61分:ドミニク・ソランケ
■79分:ディヴォック・オリギ
ドミニク・ソランケが決勝点となる先制ゴールを決めたことにより、リバプールは新戦力二人が、プレシーズンの早い段階で、いずれもスコアを記録したことになります。
右足から放たれたミドルであり、低い弾道に抑えがきいた、非常に良いシュートでした。
U20ワールドカップの際にも、似たような距離から決めており、自信を持っているのかもしれませんね。
まずは、リバプール加入初ゴール、おめでとう。
リバプールの2点目となったディヴォック・オリギのゴールですが、左サイドからジェイムズ・ミルナーが押し上げ、ボックス内へボールを入れたところ、フィリペ・コウチーニョが個人技でシュートへと持ち込みます。
ただ、ボックス内は密集していたため、はね返ってきたボールが、ちょうどディヴォック・オリギの目の前に出て来たところを押し込んだものです。
試合が動いたのは、前述したようにセカンド・ハーフでしたが、ファースト・ハーフも、なかなか見せ場があったかと思います。
まず、ジョーダン・ヘンダーソンの存在感を讃えたいと思います。
落ち着いているし、配球も適切にして、守備面での貢献度も高かったように感じました。
ポジション取りが的確で、非常に気の利いた所へ、顔を出してくれていた印象があります。
次に、モハメド・サラーは、何かを持っている空気が漂っていますね。
スピードがあるのは勿論で、右ワイドから相手をぶっちぎったシーンもありましたが、狭いエリアでも繋ぐことができ、私が感心したのは、止まる速さでした。
クレバーなプレイもできるし、今の段階で、これだけ連携が取れていれば、かなり期待が出来るように思います。
若手では、トレント・アレクサンダー・アーノルドが、右サイドで積極的なあがりを見せていたように感じます。
コンディションも良いのでしょう。
アグレッシブさを見せてくれたように思います。
プレシーズンマッチですが、スローなイメージもなく、なかなか出来上がって来ているなという香漂う試合だったと思います。
これから、フィット感と連携を高めていけば、よいシーズンのスタートが切れるのではないでしょうか。