今からちょうど1年前の4月14日。
アンフィールドに新たなドラマが生まれました。
ヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグ、リバプール対ドルトムント戦です。
ファーストレグは1-1のドローという結果でしたが、アンフィールドへ乗り込んで来たドルトムントが試合序盤から攻勢をしかけ、あっという間にリバプールは2ゴールを奪われてしまいます。
何度も、何度も、もうダメかと、諦めかけた試合でした。
しかし、プレイヤー達は諦めていなかった。
この試合の得点経過を思い出しただけで、どれほどの激戦、熱戦だったかが分かるというものです。
▲4分 失点
▲9分 失点
・48分 ディボク・オリギ
▲57分 失点
・66分 フィリペ・コウチーニョ
・78分 ママドゥ・サコー
・92分 デヤン・ロブレン
リバプールの3ゴール目、4ゴール目を決めたのが、ママドゥ・サコー、デヤン・ロブレンだったということもドラマでしたね。
しかも、デヤン・ロブレンの決勝ゴールは、時計が90分をまわってからの出来事でした。
結果、リバプールが4-3で勝利を飾った文字通りの名勝負。
試合も素晴らしかったし、スタジアムも最高の雰囲気でした。
ドルトムント・サポーターが、ヒルズボロの悲劇への追悼のために合唱したYou'll Never Walk Aloneは、忘れることができません。
今、ドルトムントのプレイヤー達は、不安の中にあることでしょう。
今回は、昨年の今日のことも思い出しつつ、ドルトムントへ向けて、YNWAと伝えたいと思います。
リバプールのクラブ史に残るといってもいい名勝負でした。