先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第9節、リバプール対レスター戦が終了しました。
試合は、3-0のクリーンシートでリバプールが勝利しています。
結果もそうですが、内容的にも素晴らしいものだったと思います。
苦しい状況の中、クリーンシートを成し遂げたことには、心からの拍手を送りたいですね。
チームメイト全員で勝ち取ったクリーンシートだったと思います。
■41分:ディオゴ・ジョタ
■86分:ロベルト・フィルミーノ
リバプールの先制点ですが、右コーナーキックから生まれました。
ゴール前でヘッドの競り合いとなり、結果的にオウンゴールを誘う形となりました。
リバプールの2点目、ディオゴ・ジョタのゴールも素晴らしかった。
右に開いていたカーティス・ジョーンズが、大きく左にサイドチェンジ。
アンディ・ロバートソンが完璧なクロスを供給し、走り込んで来たディオゴ・ジョタがヘッドで相手ゴールに突き刺したものです。
また、86分にはロベルト・フィルミーノの嬉しいゴールが生まれています。
ジェイムズ・ミルナーが右から蹴ったコーナーキックに反応し、ヘッドへ相手ゴール左隅に決めきっています。
ポジション取りといい、ヘッドの技術といい、これもパーフェクトなシュートだったと思います。
ボビーは、ゴールを決める前にも際どいシュートを放っており、ぎりぎりゴールラインを割っておらず、それがあったので、記録に残るゴールを決められたことは大きいですね。
負傷者が、これでもかと相次ぐリバプール。
リバプールの大量失点を唱えていたジャーナリストもいました。
しかしリバプールはリバプール。
中盤のトリオが厳しいチェックに行ったり、前線のプレイヤーと一緒にコースを切ったりと、チームとしてかけるプレスが実に効いていたと思います。
また、センターバックの2人もよくやってくれた。
今日の試合は、誰もがヒーローだと思いますが、やはりディオゴ・ジョタの絶好調ぶりは特筆に価したと思います。
ボビーも降りて来ての動きやワンタッチプレイなど、試合のテンポを上手に創ってくれました。
また、コンディションに不安があったアンディ・ロバートソンが実に良かった。
リバプールにとっては、3ポイント以上の価値がある試合だったように思います。
ただ、唯一の不安材料は、また負傷者が出てしまったこと。
ナビ・ケイタがピッチに座り込み、その様子を見るに、右足の腿裏かと思われます。
おそらく筋肉系でありましょう。
今日のナビ・ケイタは、とても実直且つ丁寧にプレイをしており、良かっただけに、軽傷であることを心から祈ります。
アタランタ戦で中盤をどうするか?という問題もありますが、チアゴ・アルカンタラ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンあたりがどうか?
そこを見る必要がありますね。
ナビ・ケイタが怪我のためピッチを下がった際には、ネコ・ウィリアムズを投入。
ネコを右サイドバックとし、ジェイムズ・ミルナーが中盤に上がっています。
ミリーのがんばりも素晴らしかった。
私の気持ち的には、もう全員がマン・オブ・ザ・マッチ!
それくらい嬉しい勝利になりました。
今後、さらに過密日程が続き、どう選手のやり繰りをしていくかは課題ですが、辛抱の時だし、目の前の1試合に集中したいですね。
なお、リバプールはこの試合で3人の交代枠を使っています。
それをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
ナイス・ゲーム!でした。
■89分:ジョタ → オリギ
■89分:マネ → 南野