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リバプール対マンチェスター・シティ戦の結果と感想(プレミアリーグ第11節)


先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第11節、リバプール対マンチェスター・シティ戦が終了しました。
試合結果を書く前に、私の気持ちを言わせていただくと、リバプールは本当に良い試合をしてくれたと思います。
ファイティングスピリット、集中力という意味で、今シーズン最高の試合だったのではないでしょうか。

試合結果ですが、1-0のクリーンシートでリバプールが勝利しています。
全員が戦い、勝ち取った結果ですね。
手負いの獅子と形容できるようなチーム状況でしたが、よく戦ってくれました。

決勝点を決めたのは、モハメド・サラーで76分のこと。
アリソンからのロングフィードは一直線にモーへ。
ワンタッチ目でディフェンダーと入れ替わったモーは、相手ゴールへ向かって行きます。
出て来るゴールキーパーのエデルソンの動きをしっかり確認した上で、それを交わすようにゲットしました。
先日のハットトリックといい、ファラオの完全復活ですね。

今日の試合は、間違いなくチーム全員で勝ち取ったものであり、アンフィールドが素晴らしい後押しをしましたね。
もう、全員を讃えたい気持ちですが、あえてヒーローを選ばなくてはならないのならば、やはり決勝ゴールを決めたモーになるのだと思います。
一方私は、リバプールのセンターバックに期待を持って試合に臨みましたので、ファン・ダイクとジョー・ゴメスに拍手を送りたい気持ちです。
アリソンもファインセーブを見せてくれたし、モーへのアシストも決めたことは拍手ですね。

怪物くん、ハーランドにゴールを許さなかったわけですが、コミュニティー・シールドでも彼を沈黙させており、何か本気のファン・ダイクを見た思いがいたします。
本来のポジションではないにも関わらず奮闘してくれたジェイムズ・ミルナーにも感謝です。

セカンドハーフに、ユルゲン・クロップ監督がレッドカードを提示されるシーンがありましたが、あれは指揮官も共に戦っていることの表れだと私は捉えています。
むしろ、そのことがピッチ上のプレイヤーに再度火を付けた感さえあります。

今日の試合は、多くを語る必要はないのかなと思います。
リバプールは、素晴らしい試合をした。
パッションにあふれていた。

マンチェスター・シティを相手にクリーンシートですから、最高の試合です。
唯一、不安があるとすれば、試合終盤にディオゴ・ジョタがピッチに倒れ込んだことですね。
ディオゴ・ジョタは、ストレッチャーで運ばれてピッチを後にしています。
左ワイドが出来るプレイヤーとしては、ルイス・ディアスも離脱中であり、ディオゴ・ジョタの怪我が軽傷であることを祈ります。

今日の試合では、スタメンのメンバー達が、非常に良いパフォーマンスを見せていましたので、交代のカードを切るのも難しかったと思います。
ただ、途中から入ったダルウィン・ヌニェスは、ゴールこそなかったものの、やはり非凡なものを持っていることを証明した感がいたします。
若いファビオ・カルヴァーリョもシティを相手に臆することなくファイトしていました。

また、サイドバックが本職のプレイヤー2人を高い位置に投入したのも珍しい光景でしたが、試合展開上取った策でした。
トレントのウィング起用は、時と場合によっては面白いかもしれませんね。

リバプールが意地を見せた。
それを信じていた自分ですが、彼等がやってくれました。
マンチェスター・シティが大差で勝つ可能性が高いと述べていた著名なジャーナリストもいましたが、勝利したのはリバプール。
それが今日のビッグマッチでした。

この試合で、リバプールが最初の交代カードを切ったのは72分のこと。
最終的には、ディオゴ・ジョタが負傷交代をしましたので、5枚のカードを切っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
ありがとう!レッズ!
だからリバプールファンは、やめられない。

■72分:ロベルト・フィルミーノ→ダルウィン・ヌニェス
■72分:ファビーニョ→ジョーダン・ヘンダーソン
■72分:ハーヴェイ・エリオット→ファビオ・カルヴァーリョ
■89分:モハメド・サラー→トレント・アレクサンダー=アーノルド
■90+9分:ディオゴ・ジョタ→コスタス・ツィミカス

  • B!