フットボールにおいて、特に現代のフットボールでは、スピードというものが重要な要素になっていると思います。
とりわけ、プレミアリーグでは、それは顕著かと。
ところで、先日行われたリバプール対パリ・サンジェルマン戦での走行スピード(トップスピード)のデータを見ると、興味深い結果が出ているようです。
リバプールのスピードスターといえば、モハメド・サラーでありサディオ・マネだと言っていいと思いますが、実はPSG戦で最も速いスピードを記録したのは、彼等二人ではなかったのだそうです。
最も速いスピードを記録したのは、何とファン・ダイク!
続いて、アンドリュー・ロバートソン、ジョー・ゴメスと続き、ディフェンスの3人が、モハメド・サラー、サディオ・マネ以上の速さを示していたことが分かったとのこと。
とりわけファン・ダイクに関しては、PSGのムバッペ、ネイマールよりも速かったというデータが出たそうです。
ファン・ダイクが記録したトップスピードは、32.4kmで、PSGで最も速かったムバッペの32kmを上回っています。
また、ジョー・ゴメスも30.8kmを記録しており、サラー、マネよりも速かったという現実が。
フットボールでは、スピードと言っても、いろいろな分析の仕方があると思いますが、センターバックが俊足であるということは、実に大きなストロングポイントだと思います。
シーズン前に、私としては、今シーズンこそは、ジョー・ゴメスをセンターバックで起用してみてほしい・・・ということを何度となく書かせていただきましたが、ファン・ダイクとジョー・ゴメスが組んだ場合、走力もあるセンターバックが揃うことになることも、理由のひとつでした。
これは、リバプールの懸案だった部分を埋めることに繋がるとも思っていたのです。
また、ロボも速いですね。
ロボが記録したトップスピードは、32km。
これは、PSGのムバッペと同じスピードです。
リバプールのバックライン。
今後、よりパートナーシップが円熟していけば、すごいディフェンス陣が構築される可能性が見えてきます。
それにしてもファン・ダイク。
やはり、何もかもスケールが違いますね。
PSGとは、もう一度対戦をしますが、心強いデータだと言えそうです。