先ほど、アンフィールドで開催されたチャンピオンズリーグ・グループステージ、リバプール対ザルツブルク戦が終了しました。
試合は、4-3のスコアでリバプールが勝利しています。
ファーストハーフ、30分過ぎまではリバプールが多彩な攻撃を繰り出し、ワンサイドゲームになる香りもしましたが、試合途中から反撃を許すシーンを作られてしまったことは事実です。
まず先に、得点経過からまとめておきたいと思います。
■9分:サディオ・マネ
■25分:アンディ・ロバートソン
■36分:モハメド・サラー
▲39分:失点
▲56分:失点
▲60分:失点
■69分:モハメド・サラー
結果的に、69分にモハメド・サラーが決めた得点が、決勝ゴールとなっています。
先制点となったサディオ・マネのゴールは、アンディ・ロバートソンがサディオ・マネへと縦に繋ぎ、ボールを受けたサディオ・マネがドリブルで左からカットイン。
ロベルト・フィルミーノとのワン・ツーを活用して抜けだし、右足で落ち着いて綺麗なシュートを決めています。
リバプールの2点目は、滅多にお目にかかれないシーンでした。
ジョーダン・ヘンダーソンが、右前方へ展開、そのボールをトレント・アレクサンダー=アーノルドが右からクロスをあげ、ゴール前へ走り込んで来たアンディ・ロバートソンが左足で合わせてゲット!
両サイドバックによるゴールシーンでした。
36分に生まれたモハメド・サラーのゴールは、サディオ・マネの左からのクロスをボビーがヘッドでシュートに行きます。
相手ゴールキーパーが弾いたところへモハメド・サラーが詰めて来てゲット。
モーの2ゴール目は、ファビーニョの詰めで相手ディフェンダーとの競り合いとなり、ボールが浮きます。
そのボールをボビーがボックス内にヘッドで落として、モーが押し込んでいます。
リバプールのリズムが変わってしまったのは39分の失点シーンからだったように思います。
この失点は、右ワイドでのミスから始まったもので、このへんは集中してほしかったし、今後へ向けてしっかりと振り返っておきたいですね。
ファーストハーフのうちに3点のリードを奪ってしまったリバプールに緩みが出たとは言いたくありませんが、90分間を通じて集中力を保持する戦いを次回は見たいと思います。
ただ、そうは言っても、4点目を奪い、勝ち点3をゲットしたのですから、反省すべき点は謙虚に反省をし、これからの試合へと生かしてほしいと期待します。
シェフィールド戦ほどではありませんでしたが、細かいところでパスがずれるシーンもあったし、週末のレスター戦へ向けて、今一度チェックをし、気持ちも新たにチーム力の向上を図ってほしいと思います。
各プレイヤー達も疲労が出て来る時期だと思うし、今後プレイヤーのやり繰りも工夫していきたいですね。
なお、リバプールは3人の交代枠を使っています。
■62分:ジョーダン・ヘンダーソン → ジェイムズ・ミルナー
■64分:ジョルジニオ・ワイナルドゥム → ディボック・オリギ
■90+1分:モハメド・サラー → ナビ・ケイタ
まずは、アンフィールドで勝ち点3を獲得したリバプール。
今後、よりチームとしての成熟度を高め、グループステージ突破を早めに決めてしまいたいところです。
修正すべき点は修正して、次なるレスター戦に集中したいですね。