先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第21節、リバプール対シェフィールド・ユナイテッド戦が終了しました。
試合は、2-0のクリーンシートで、リバプールが勝利を飾っています。
これでリバプールは、プレミアリーグで5試合連続のクリーンシート達成ととなり、非常にポジティブな結果かと思います。
まず、得点経過については、次のとおりです。
■4分:モハメド・サラー
■64分:サディオ・マネ
リバプールの先制点となったモハメド・サラーのゴールは、ファン・ダイクのロング・フィードがアンディ・ロバートソンへとわたり、ロボが丁寧なグラウンダーのクロスを供給。
ゴール前に走り込んで来たモーが、落ち着いて相手ゴールへ押し込んでいます。
サディオ・マネが決めたゴールは圧巻でした。
まず、起点はアリソン。
アリソンがロボへボールを繋ぐと、そこからサディオ・マネへ!
あとは、サディオ・マネとモハメド・サラーによる迫力あふれるコンビネーション。
サディオが放ったシュートを一度は相手ゴールキーパーのヘンダーソンがストップしますが、素早く起き上がったサディオが、相手ゴールの天井目がけてぶち抜くキックを決めています。
今日のリバプールですが、4分の段階で先制したことから、いなすべきシーンではいなし、ここぞ!というときにはアグレッシブに行っており、過密日程の中で戦う試合としては、理想的な試合運びだったように思います。
チーム全体が落ち着いていたし、安定した試合が出来ましたね。
それでも、ほとんどのセカンドボールを拾っており、リバプールらしさも十分に見せてくれました。
私は、この試合で特に期待したいプレイヤーとして、ジョー・ゴメスの名前をあげさせていただきましたが、積極的でもあり、よくやってくれたと感じました。
一時期とは違い、明らかに自信を持ってプレイをしている姿が印象に残ったところです。
ファン・ダイクとのパートナーシップも良くなって来ており、好調だった頃の自分を思い出した感があります。
また、リバプールの肝とも言える両サイドバックの攻撃参加。
これを支えているのは、ミッドフィールダーの献身性だと思うし、ジョーダン・ヘンダーソン、ジェイムズ・ミルナー、ジョルジニオ・ワイナルドゥムの3人は、すべてハードワークを惜しまない姿を見せてくれました。
こういう存在がいるからこそ、リバプールの華麗かつアグレッシブなプレイが実現するのだと実感した次第。
2020年冒頭の試合で完勝を飾ったリバプール。
今日の試合は、ほとんど危なげがなかったし、良いニューイヤーになったと思います。
ナイス・ゲームでした。
なお、リバプールは3人の交代枠を使っています。
■77分:サディオ・マネ → ディボック・オリギ
■88分:アンディ・ロバートソン → アダム・ララーナ
■90+1分:モハメド・サラー → ハーヴェイ・エリオット
ハーヴェイ・エリオットに関しては、少しでもアンフィールドの空気に慣れさせるという意味合いもあったように思います。
これからのレッズを背負って行く逸材だと思うし、若くても機会があれば、出来るだけ使ってあげたいですね。
アグレッシブで攻撃的であることが、リバプールのイメージですが、落ち着いた試合巧者ぶりも見せてくれた今日の試合でありました。