先ほど、アンフィールドで開催されたFAカップ3回戦、リバプール対シュルーズベリー・タウン戦が終了しました。
この試合では、シュルーズベリー・タウンが先制ゴールを決めましたが、その後リバプールが逆転し4-1のスコアで勝利を飾っています。
リバプールは、4回戦進出となります。
まず、得点経過については、次のとおりです。
▲27分:失点
■34分:カイテ・ゴードン
■44分:ファビーニョ(PK)
■78分:ロベルト・フィルミーノ
■90+3分:ファビーニョ
先に失点について書くと、長い縦へのロングパスを蹴られ、リバプールの右サイドで1対1の状況をつくられました。
そこからクロスを許しゴール前でどかんと一発。
右サイドで対応したのはコナー・ブラッドリーですが、このシーンでは課題があったとは思いますが、全体を通して見ると良いパフォーマンスを発揮してくれたと思います。
ブラッドリーは実際、この試合で2アシストを決めてもいます。
さて、同点ゴールとなったゴードンのシュートですが、ブラッドリーが右からグラウンダーのクロスを供給。
ボールを受けたゴードンはゴール前で切り返しを入れて左足でゲット。
嬉しいゴールとなっています。
リバプールが逆転に成功した2点目は、ファビーニョのPKによるものでした。
43分にセットプレイを獲得したリバプールは、アンディ・ロバートソンがクロスを入れました。
ファン・ダイクのヘッドを狙ったものですが、ファン・ダイクの前に入ったディフェンダーが手でクリア。
同じようなシーンが、その前にもあり、ファン・ダイクを怖がり、どうも手を出してしまう傾向があったようです。
ファビーニョは、以前のチームでPKを蹴っていたし、安心して見ていられる落ち着いたキックでした。
さらにリバプールには追加点が来ます。
途中からピッチに入り復帰を果たしたロベルト・フィルミーノが魅せるプレイ。
展開的には、ファビーニョが縦にボールを入れ、ブラッドリーがスライディングをして折り返し。
そのボールをイブラヒマ・コナテがシュートに行き、強くヒットしませんでしたが、ボールを受けたボビーが右足のヒールでゲット!
巧みの技を見せてくれました。
リバプールは、試合終了間際にもゴールを決めます。
セットプレイを蹴ったコスタス・ツィミカスのボールをファビーニョがヘッドへ。
そのヘッドは防がれたものの、さらにファビーニョはボールを拾い、ゴール前至近距離から天井ぶち抜きのシュート!
豪快でした。
若手主体のチームでしたが、私はファーストハーフからファビーニョのパフォーマンスに見入っていました。
その後、途中からボビーが入りますが、この2人のテクニックがいかに高いか!を改めて実感したものです。
ちょっと格が違うなと思わせるほどに。
リバプールは、この試合に臨む直前、トレーニングセンターが閉鎖されたりと、おそらく万全の準備は出来ていなかったと思うのです。
そんな中、若手を多く投入したチーム構成。
素晴らしい試合をしろ!という方が無理だと思うし、カップ戦ですから、何より勝ち上がることが肝要です。
そういった意味では、しっかり勝ってくれてよかったと率直に思っています。
モハメド・サラーとサディオ・マネ、ナビ・ケイタが当分の間不在となりますので、ボビーの復活は大きいですね。
決して簡単な状況ではありませんが、一試合、一試合を大切に、ひとつずつ勝って行きましょう。
FAカップでは、5人の選手交代枠が認められており、リバプールはその枠を使い切りました。
簡単にですが、交代経緯をまとめて、この稿を閉じたいと思います。
■46分:ウォルトマン→南野
■64分:ディクソン=ボナー→フィルミーノ
■80分:ゴードン→フラウエンドルフ
■90+2分:ロバートソン→ツィミカス
■90+2分:モートン→ノリス