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リバプール対ワトフォード戦(プレミアリーグ第17節)の結果と感想


先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第17節、リバプール対ワトフォード戦が終了しました。
試合は、2-0のクリーンシートで、リバプールが勝利をおさめています。
チャンピオンズリーグの直後、しかもランチタイムキックオフとあって、簡単な試合ではなかったと思いますが、取りこぼさなくなっているのも今のリバプールだと思います。

まず、得点経過については、次のとおりです。

■38分:モハメド・サラー
■90分:モハメド・サラー

先制点となったモーのゴールですが、自陣からのカウンターで仕留めています。
カウンターのスイッチが入ったリバプールは、サディオ・マネがスルーパス、モーが快足を飛ばして、右足でよくコントロールしたシュートを決めています。

モーの2ゴール目ですが、右サイドを突破したサディオがクロス!
途中からピッチに投入されたディボック・オリギがシュートを放ちますが、おそらくそれはミスキック。
しかし、そのボールがモーの足元へと行き、モーは何とも表現し難いトリッキーな姿勢でのシュートを決めています。
準備が出来ていない状況でも、咄嗟にゴールを狙えるというのは、やはり天性のものがあるのか、それとも日々の努力か。

さて、実はリバプールには、もう1点入っていたはずのシーンがありました。
それは、50分のこと。
左サイドからシェルダン・シャキリが上げたクロスをサディオ・マネが見事なゴールへ結びつけたと思ったのですが、VARが適用されオフサイドに。

私は、日頃からリバプール贔屓でものを書いていますが、このVARの使い方は、果たして本当に適切なのか?
疑問が残ります。
盛り上がったスタジアムに水を差すどころか、冷や水をかけたような感がいたします。
誤審であれば、正すべきですが、躯のごく一部が数cm、数ミリ出ているか?をチェックするためにVARを使用する意味が、私には率直に言って分かりません。

また、90分に決まったモーのゴールですが、これもVARの対象となっており、やはり躯の一部がどうか?というチェックでした。
今後、しっかりと議論もし、有効な使い方を模索してほしいですね。

さて、冒頭でも書きましたが、CLの試合直後であり、ランチタイムキックオフということで、勝ち点3を取ることが重要な試合だったと思います。
現実に、リバプールにはひやりとするシーンもあった。
それを凌いだわけですが、あえて私の個人的なマン・オブ・ザ・マッチをあげるならば、アリソンの名前を書かせていただきたいという気持ちです。
再三に渡るファインセーブ。
よく守ってくれたと思います。

今日の試合は、勝ち点3こそが重要だった。
そこに、クリーンシートも付いてきた。
オッケーだと思いますが、リバプールにとって心配なのは、ジョルジニオ・ワイナルドゥムが負傷のため途中でピッチを去ったことです。
ジニは、リバプールに欠かせない存在であり、実際重用されてきました。

ファビーニョが不在の中、ジニまで欠くことになると、リバプールにとっては痛いですね。
かなり疲労が溜まっていたことも事実としてあると思います。
何とか、シリアスな怪我でないことを祈ります。

なお、リバプールは、この試合において3人の交代枠を使っています。

■59分:ジョルジニオ・ワイナルドゥム → アンディ・ロバートソン
■70分:シェルダン・シャキリ → アレックス・オックスレイド=チェンバレン
■88分:ロベルト・フィルミーノ → ディボック・オリギ

ジニの状態については、今後情報があれば、改めてお伝えしたいと思います。
プレミアリーグでの連勝を伸ばしたリバプール。
この勢いをより加速し、勝ち点3を積み上げて行きたいですね。

  • B!