先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第31節、リバプール対ワトフォード戦が終了しました。
試合結果は、5-0のクリーンシートで、リバプールが圧勝を飾っています。
実に、気持ちの良い試合をしてくれました。
会場には雪が降っており、キックオフ当初は、相当強く吹き付けていましたが、リバプールのプレイヤー達は、まったく苦にしていないように映りました。
まず、得点経過については、次のとおりです。
いずれも、味わい深いものでした。
■4分:モハメド・サラー
■43分:モハメド・サラー
■49分:ロベルト・フィルミーノ
■77分:モハメド・サラー
■85分:モハメド・サラー
何と、モハメド・サラーは、この試合で4ゴール、1アシストを達成しています。
リバプール対ワトフォード戦では、いまだハットトリックを決めたプレイヤーがいないと、戦前にご紹介をしましたが、モハメド・サラーが記録をつくってみせました。
先制点となった4分のモハメド・サラーのゴールですが、サディオ・マネがモハメド・サラーにパスを通し、ボックス内にドリブルで侵入したモハメド・サラーが、相手ディフェンダーを翻弄して、右足で落ち着いて決めたものです。
2点目は、やはり起点はサディオ・マネで、左から上がって行ったアンドリュー・ロバートソンにパス、このボールをロボがダイレクトで絶妙なクロスをあげ、モハメド・サラーがピンポイントであわせ、こちらも右足で決めています。
ボビーのゴールは、ちょっと信じられないようなファンタスティックもののゴールでした。
モハメド・サラーが、右からクロスを入れ、そのボールにボビーがヒールで対応。
当たった位置は、ふくらはぎ部分だったかもしれませんが、躯のどこかに当てれば入る!と、読み切ったような絶妙なシュートでした。
77分に、モハメド・サラーが決めたゴールは、サディオ・マネが右サイドで粘り、モハメド・サラーへとボールを渡します。
ボールを引き取ったモハメド・サラーが、切り返し!切り返し!切り返して、倒れ込みながらゴールを決めたもの。
85分に生まれたモハメド・サラーのゴールは、モハメド・サラーがダニー・イングスへパス。
ダニー・イングスが強烈なシュートを放ち、相手ゴールキーパーがはじいたところを狙っていたモハメド・サラーが、豪快に左足でぶち込んでいます。
これで、モハメド・サラーは、トップ・スコアラー争いでも、俄然有利になりましたね。
また、モハメド・サラー以外のプレイヤー達も、実によくやってくれたと思います。
クリーンシートで終えることが出来たのもポジティブ。
リバプールに心配があるとすれば、ファーストハーフの途中で退いたエムレ・チャンの状態でしょうか。
仕草からすると、腰部を痛めたように見えました。
エムレ・チャンの状態については、また別途書きたいと思います。
なお、この試合で、リバプールは3人の交代枠を使っています。
■26分:エムレ・チャン→ジェイムズ・ミルナー
■70分:ジョルジニオ・ワイナルドゥム→アレックス・オックスレイド=チェンバレン
■79分:ロベルト・フィルミーノ→ダニー・イングス
約10分間ほどのプレイだったダニー・イングスですが、決定機を2度は呼び込んでいたと思います。
こちらも、良い感触をつかんだのではないでしょうか。
先週のストレスを払拭する勝利でした。
グッジョブ!と、言いたいですね。