ヨーロッパリーグ、リバプール対シオン戦が、さきほど終了しました。
ブレンダン・ロジャーズが選んだメンバーについては、LFCのグラフィックのとおりです。
まず、試合結果から書くと、1-1のドロー。
リバプールは、4分にアダム・ララーナのゴールで先制するも、17分に追いつかれ、その後追加点を奪うことが出来ず、勝ちきることができませんでした。
ララーナのゴールは、ボックスの右側でディボク・オリギが粘り、ゴール中央へ入れたボールを綺麗にララーナが押し込んだもの。
失点シーンに関しては、ヴィラ戦でやられたパターンを思い出させるものでした。
リバプールの左サイド、ウィングバックの背後を突かれ、そこからゴールを許した形に。
ウィングバックの背後に、相手にとっては美味しいスペースがあり、そこをスリーバックが、円滑なカバーにいけていない状況かと思います。
シオンは、さほど厳しいプレスに来ていたわけではないし、試合のペースも速いものではありませんでした。
仮に、マンチェスター・シティのように、両翼にスピード系で突破力があるプレイヤーを持っているチームが相手だったら、今のスリーバックシステムは、本当に大丈夫なのか?
そんな不安を感じた試合内容でありました。
また、ベンチに控えていたフィリペ・コウチーニョを61分に投入。
戦況の打開を図りますが、ゴールに繋がることはありませんでした。
本来ならば、コウチーニョが出なくてもいい試合展開へと、早い時間帯で持っていく必要があった試合だと思います。
負けたわけではありませんが、シオンのプレスが厳しかったわけではないし、ずば抜けたパフォーマンスを見せたわけでもない。
場所がアンフィールドであったことを考えれば、勝っておくべき試合だったと思う次第です。
1-1であるに関わらず、試合終了を待たずして、スタジアムを去るファンの姿もあり、終了のホイッスルが鳴った際には、アンフィールドとしては珍しく、若干ブーイングも響いていました。
これで、リバプールは、ヨーロッパリーグを2試合戦って2分け。
今後、どのように、ヨーロッパリーグを位置づけてゆくか?が、ちょっと難しくなった感もあります。
ただ、もう試合は終わってしまったし、今は気持ちを切り替えて、マージーサイドダービーへ向けて、モチベーションを持ち上げてほしいですね。