ユルゲン・クロップ監督が就任してからのリバプールは、着実にチーム力を向上させてきた。
それは、疑いようのない事実だと思います。
成果が実り、昨シーズンはヨーロッパを制覇し、今シーズンはプレミアリーグで独走。
世界で最も強いチームと呼ばれることさえあります。
新型コロナウィルスの影響で、今後の見通しが立っていないプレミアリーグですが、チャンピオンに値するのはリバプール以外にない。
それは、断言できます。
まず、今シーズンの未消化試合をどうするか?という課題はあるものの、やはりファンは夢を求めたいもの。
必ずや新シーズンが巡ってくる。
そう思いたいし、そのときリバプールは、複数以上のタイトルを狙いに行きたいですね。
綺麗事を避けて、あえて直言すれば、どうしても欲しいタイトルはプレミアリーグであり、チャンピオンズリーグ。
このビッグなタイトルを抑えた上で、可能であれば、国内のカップ戦でもタイトル争いに加わりたいですね。
リバプールには、優れたタレントが揃っており、2冠、3冠を狙う資格は十分にあると私は思っていますが、それをより現実のものに近づけるには、やはり来る夏には、数人の補強は必要ではないでしょうか。
新天地を求めるプレイヤーもいるだろうし、いかに適確な補強ができるか!が、非常に重要ですね。
あくまで噂ですが、セカンド・ゴールキーパーを獲得するという説もあるし、左サイドバックも必須に近そうです。
アンディ・ロバートソンという素晴らしいプレイヤーを持っているものの、ちょっと負荷がかかり過ぎかなという感は否めません。
また、本当にデヤン・ロブレンが新天地を求めるならば、センターバックをどうするか?という課題も生じる。
中盤にも新しい血を注ぎたいリバプール。
また、フォワードに関しても、層を厚くする必要はあるだろうし、単に人数を増やせばいいというものではない。
このプレイヤーこそ!というアタッカーを連れて来てほしいですね。
何度もご紹介をしてきたとおり、来シーズンのリバプールは、アフリカネーションズカップの影響で、サディオ・マネとモハメド・サラーが、同時にクラブを離れる時期が訪れる可能性が高い。
それを見据えた補強プランを練りたいところです。
さらに言えば、ロベルト・フィルミーノの負担も少し軽減してあげたい。
その役割を担えるのは、南野拓実か!
ぜひ、南野拓実にはがんばってほしいし、まずは出場機会を増やして行きたいですね。
今シーズンのチャンピオンズリーグは残念な結果に終わりましたが、来シーズンの出場も確実なリバプール。
ヨーロッパチャンピオンの栄光を奪還してほしいですね。
プレミアリーグに主軸を置きながら、ヨーロッパも狙い、出来ればFAカップ、リーグカップでも好成績をおさめたい。
それを実現するためには、どうしても新戦力の獲得と若手の抜擢が必要になることでしょう。
ユルゲン・クロップ監督が、そのことはよく分かっているだろうし、来る夏でのリバプールの動きに大注目ですね!