プレミアリーグ第29節で、ボーンマスに勝利をしたリバプール。
立ち上がりは、決して良いものではありませんでした。
リバプールファンとしては、いろいろ言いたいことはあるものの、9分の時点で失点。
いささか暗雲が漂うかと思われたものでしたが、大切なのは、リバプールが反発力を見せたことであり、勝ち点3をゲットしたことですね。
私はこれまで、リバプールの優勝時期というものに触れてきませんでした。
それは意識的にということです。
理由はといえば、リバプールには、眼前の一試合、一試合に集中してほしいと願い続けて来たから。
その積み重ねこそが、チャンピオンへの道だと信じてきたし、今もそう思っています。
一方で、ボーンマスに勝利したことにより、タイトルがくっきりと見えて来たことも事実であり、そろそろ書いてみようかなと思った次第。
現時点で、リバプールはプレミアリーグの29試合を消化し、勝ち点は82ポイント。
2位のマンチェスター・シティとは25ポイントの差が出来ています。
マンチェスター・シティは、国内カップ戦の影響もあり、リバプールよりも消化試合数が少なくなっています。
また、現地時間日曜日(本日)には、マンチェスター・ダービーが待っていますね。
仮に、2位のマンチェスター・シティが、今日のマンチェスター・ユナイテッド戦を含め、残り試合を全勝したとしても、リバプールは3勝をすれば、リーグ優勝を決めることができます。
リバプールが優勝をした場合、イングランドのトップリーグ制覇は19回目となり、これは実に30年ぶりのこととなります。
また、プレミアリーグ創設後ということであれば初優勝に。
私は、30年間という時間を待って来たわけですが、苦しい時であっても、リバプールは歓びを与えてくれた。
そう実感しているし、感謝しているということが偽らざる心境です。
スティーブン・ジェラードが果たし得なかった夢。
今、リバプールは、その実現に近づいています。
あと3勝。
リバプールが、プレミアリーグで3試合後に対戦をするのはマンチェスター・シティです。
劇的な優勝シーンが演出されるのか。
一方で、マンチェスター・シティが、それまでに勝ち点を落とせば、もっと早く優勝が決まる可能性もあります。
昨シーズンは、最終戦まで優勝が決まらず、結果的にリバプールは、1ポイント差に泣きました。
夢の実現へ向けて。
いよいよカウントダウンが始まった!
そう言ってもいいタイミングになったと思います。
これからの一試合は、どれも大注目ですね。
どうか誰も怪我なく、その時を共に歓び合えることを心から願って。