リバプールのサイドバックといえば、どうしても右に話題が集中する傾向にありますね。
グレン・ジョンソンの退団、ジョン・フラナガンの長期離脱・・・と、是が非でも補強しなければいけないポイントであることは、間違いないところ・・・。
では、左サイドバックは?といえば、アルベルト・モレノは、2シーズン目となり、馴染んでくるとは思いますが、不安要素としては、ホセ・エンリケの状態がどうなのか?というところでしょうか。
先日来、その左サイドバックの補強候補として、頻繁に名前が出るようになってきたのが、パリ・サンジェルマンのリュカ・ディニュ(フランス)です。
たしか、まだ21歳の若手DFだったと思います。
モレノがファースト・チョイスであることは動かないように思うわけですが、前述したとおり、エンリケの状況が不透明な状況では、誰かを補強しないと、大きな不安要素になってしまいます。
2位に躍進した2013-2014シーズンを思い起こすと、ジョンソン、フラナガンと、左右共にこなせるサイドバックが2人いたわけで、不測の事態があったとしても、何とか対応出来ていましたが、新シーズンは、そういうわけにもいかないことでしょう。
しかも、ウィズダムがローンバックし、噂どおりにゴメスが加入した場合には、右サイドバックのお守りは、増えることになる・・・。
誰か一人は、左サイドバックにもテコ入れしたいところでしょうね。
こう考えてくると、ううん、フラナガンがいないのは、結構チームにとって痛手なのだな~と、再認識します。
余談になってしまいますが、リバプールのディフェンスに関しては、それぞれのプレイヤー、その力量だけで考えるのではなく、守り方、いわゆる約束事を徹底したいところだと、かねがね思っています。
セットプレイから、あっさり失点を許すシーンや、簡単にディフェンスラインの間を崩されるシーンが、昨シーズンは、あまりにも多かったかな?と・・・。
補強は、勿論大切ですが、ぜひ、しっかりとした守り方のビジョンを打ち立てて、このプレシーズンで、意思統一を図ってほしいな~と、期待しています。