大きな期待を背負って、昨年の夏、リバプールへとやって来たロリス・カリウスですが、本人にとっては不本意なシーズンになった部分は確かにあると思います。
プレミアリーグへの初挑戦において、プレイスタイルにフィットする難しさもあっただろうし、英国メディアの洗礼も受けた形になった部分もありましたね。
シーズン途中からは、完全にシモン・ミニョレにレギュラー・ポジションを奪われた形となりましたが、リバプールを離れる考えはないようです。
一部、囁かれていたのは、ロリス・カリウスはブンデスリーガへと戻るのではないか?という憶測でした。
しかし、ロリス・カリウスの代理人がGoalに対して、来シーズンもリバプールでプレイを続けると明言しています。
「ロリスは、短い契約でリバプールへ来たわけではない」という趣旨の発言を代理人はしており、来シーズンは、ナンバー1ゴールキーパーの座を得るべく挑むことになるとしています。
ブンデスリーガ時代には、高い評価を得ていたロリス・カリウスだけに、秘めているポテンシャルは、まだまだ奥深いものがあると思います。
そのためにも、何かきっかけがほしいですね。
その序章となるのが、プレシーズンでの過ごし方でしょうか。
ロリス・カリウスには、ぜひ自信を取り戻して、のびのびとやってほしいと願っています。
シモン・ミニョレと切磋琢磨する中で、リバプールのゴールキーパー陣はレベルが高い!と言われるようになりたいものです。
このままプレミアリーグを去ってしまっては、誰あろうロリス・カリウス自身に悔いが残ることでしょう。
奮起を、活躍を期待したいと思います。