以前、私なりの見解として、FAカップではゴールキーパーにロリス・カリウスを起用するのではないか・・・と、書かせていただきましたが、やはりユルゲン・クロップ監督はその意向を持っているようです。
記者会見において、ロリス・カリウスが、トレーニングにおいて際だってよくやっているという発言をユルゲン・クロップ監督はしています。
ロリス・カリウスは、まだ若いし、プレイそのもの以上に、メディアの洗礼を受けてしまった感が否めません。
以前であれば、何も話題にならなかったことが、リバプールで同じことをすれば、大騒ぎになる・・・・。
そんなことも含めての勉強だと思います。
ビッグクラブでのプレイ。
人気チームであり、常に注目されるクラブの一員であること。
おそらく、ロリス・カリウスも実体験として、多くを学んだのではないでしょうか。
はじめてイングランドへやって来た若者にとっては、いわゆる大御所達が、一気に批判をする空気感にメンタルも大変だったことでしょう。
イングランドのメディアは、時に辛辣・・・。
あのルイス・スアレスも、相当苦労をしていましたからね。
ただ、ロリス・カリウスにとって幸運なのは、監督がユルゲン・クロップであるということ。
ユルゲン・クロップという人物は、他人の言行で流されるようなタイプではないと思います。
守るべきときには、プレイヤーを守ってくれることでしょう。
ロリス・カリウスは、今度の日曜日にピッチに立つ機会が来たならば、ぜひ堂々とふるまってほしいですね。
よく言われることですが、あのデ・ヘアでさえ、プレミアリーグへ来た1年目は、相当に酷評をされました。
ゴールキーパーは大変なポジションです。
フィジカルだけではなく、メンタルの訓練になった!
そう思えるような発想を持てれば、ロリス・カリウスも一皮むけることでしょう。
がんばってほしいですね。