決して派手さのある選手ではありませんでした。
それでもリバプールファンは、ルーカス・レイバをこよなく愛した。
ブラジル生まれのスカウサーと呼ばれたルーカス・レイバですが、ユニフォームを脱ぐ時を迎えたようです。
ルーカス・レイバが、現役引退を表明というニュースは、既にLFCもオフィシャルで発表しています。
まず、長い間、本当にお疲れ様でしたと言いたいと思います。
何度となく、大きな怪我を経験し、そこから立ち上がって来たルーカス・レイバ。
その彼が、36歳まで現役を続けて来たことは、言葉に表せないほどに素晴らしいことだと私は思います。
ルーカスが、グレミオからリバプールへとやって来たのは2007年のことで、以来10年間をリバプールのために捧げたものです。
リバプールでの公式戦出場は346試合を誇ります。
シーズンを棒に振るような怪我もしていますので、本来であればもっと出場試合数は多かったに違いありません。
それでも、この記録は誇りに思えるものではないでしょうか。
故郷とも言えるグレミオに戻ったルーカスでしたが、心臓疾患であることが分かりプレイを控えていたところでした。
ルーカスが引退を表明したのは、現地時間金曜日の会見においてだったと聞いています。
あまりにいろいろなことがありましたので、ルーカスに送る適切な言葉が浮かびません。
心臓の方もしっかりと治して、新しい人生を幸せに過ごしてほしいですね。
ルーカスですが、自身のsocial mediaに、とても丁寧なメッセージをアップしています。
その一部をLFCも紹介しており、そこにはこんな言葉もありました。
フィールドにさよならを言う時が来た。
それは、大きな自然の力から来たことを告げなければならないけど、振り返ってみれば、自分が築き上げて来たキャリアには感謝しかないよ。
2007年、私は10年間という自分の人生のひとつである巨人(リバプール)に移籍をした。
今日この時に、私は誇りを持って言うことが出来る。
リバプールこそが私のホームなんだ。
私は、英国市民であり、家族と共に誇りに思っているよ。
私はスカウサーだ!
ルーカスは、ブラジル人のスカウサー!
私は、ルーカスの誕生日が巡って来るたびにそう表現して来ました。
元々は、たしかフィリペ・コウチーニョが言っていたことだと記憶をしています。
それをルーカス自身が言葉にしましたね。
スカウサーであることは、ルーカスにとっても家族にとっても誇り。
ルーカス・レイバ。
思い出は尽きませんが、私に言えることがあるとすれば、ルーカスは自慢のレジェンドだ!ということです。
本当に、お疲れ様でした。
これからの人生が素晴らしいものでありますように。
ありがとう!ルーカス!