アーセナル戦で、待望の先発出場を果たしたルーカス・レイバですが、今シーズンは、戦力外的扱いを受けていたので、試合に入るのも難しかったことと思います。
しかし、それでもルーカスは、自らの役割、仕事を堅実にこなしていたのではないでしょうか。
リバプールは、アーセナル戦をドローで終えたものの、3試合のクリーンシートを達成することになり、ことディフェンス面でいえば、アーセナル戦が一番安定していたと思います。
そんなルーカスのプレイが、ブレンダン・ロジャーズの心に響いたようです。
試合後に質問を受けたブレンダン・ロジャーズですが、「来週の火曜日にルーカス・レイバは、リバプールにいますか?」という問いに対して・・・
「イエス」と、答えたそうです。
ブレンダン・ロジャーズの発言を要約すると、概ね、次のようなことを言ったようです。
(BR)
彼は、アーセナル戦で、素晴らしい仕事をしてくれたし、それは私達が望んでいたものだったよ。
もちろん、どんなプレイヤーでも、すべての試合でプレイをしたいと望むものだ。
監督としては、全員に保証することは出来ない。
しかし彼は、私達が望んでいる重要な存在だよ!
それに彼は、コーチングスタッフやプレイヤー達から、非常に尊敬されているんだ。
今回、ルーカスが、アーセナル戦のメンバーに入ったのは、ジョーダン・ヘンダーソンの負傷がきっかけではありますが、「ここしかない!今しかない!」というとき、しっかりと自分のプレイを見せることが出来るのは、プレイヤーとして、あるいは人間としての強さだと思います。
ブレンダン・ロジャーズの言葉を信じるならば、ルーカス・レイバは、アーセナル戦での活躍により、放出候補、戦力外という扱いから、解き放たれた!と、言ってもよさそうです。
まさに、自分の力、精神力で勝ち取った評価だといっていいでしょう。