思えば、今こうして、ルーカス・レイバがリバプールにいてくれることが、奇跡ではないかと我に返ることがあります。
この夏、ルーカス・レイバは放出間違いなしと言われ続け、おそらく大半のファンも、そう思っていたことでしょう。
しかし、現実にルーカス・レイバは、今もリバプールのユニフォームを着ている。
これは奇跡と書きましたが、偶然ではなく、ルーカス・レイバの努力と勝負魂が呼び込んだ現実なのだと、しみじみ思います。
あのアーセナル戦。
突然巡ってきた僅かなチャンスをものにしたルーカス・レイバ。
気持ちの強い人なのだと、改めて実感します。
ルーカス・レイバ本人も、移籍は覚悟していたようで、デッドラインデイを過ぎても、リバプールのプレイヤーであることについて、今、語っています。
(LL)
正直に言って、本当に激しい時期だったね。(移籍市場期間について)。
ここ2年ほどは、移籍マーケットが開くたびに、私の名前が放出候補になっているように思えるよ。
もちろん、移籍すべきだと思う時期があるのかもしれない。
実際、私は、かなり直面していたよ。
でも、私が常に守っている一つのことは、すべてをこのクラブに委ねているということなんだ。
私は、ここで長い時間を過ごしてきたし、いつも言っていることは、もし私がここに残れるならば、ハッピーだ!ということだよ。
私は、いつだってリバプールを選ぶだろう!
将来に疑問があるときには、別の選択肢を取る必要もあるのだろうね。
でも、そうならなかったことが幸せなんだ。
私はここで、このクラブで戦うよ!
これまで8年間、そうしてきたようにね!
いいシーズンになるように、楽しみにしているよ。
そして、リバプールがいるべき場所へ帰るんだ。
私は、長い間、ここで過ごして来たけれど、心からこのクラブを愛しているんだ。
ルーカス・レイバのプレイスタイルが、今のリバプールに合わないというご意見も、中にはあろうかと思います。
けれど、私は思うのです。
常に、ルーカスは、愚痴を言わず、リバプールのため、チームメイトのため、そしてファンのために尽くしてきた。
こんな気持ちでいてくれるプレイヤーを大切にせずして、どうしようというのでしょうか。
ルーカス・レイバとて、将来が約束されているわけではありません。
しかし、まだまだ第一線でプレイできる間は、ぜひ大切に扱ってあげてほしい。
心から、そう願うし、それに尽きます。
ありがとうルーカス。
一緒に、いいシーズンにしましょう!