ルーカス・レイバがグレミオからリバプールへやって来たのは2007年のことでした。
大きな怪我ありと、リバプールで多くの経験をしてきたルーカスですが、いまだリバプールでのタイトル獲得に立ち会ったことがありません。
ルーカスがリバプール入りして以降、リバプールがタイトルを獲得したのは、ケニー・ダルグリッシュ監督時代のリーグカップのみですが、不運にもその際にはルーカスは負傷中でした。
それ故に、今回のヨーロッパリーグ決勝には、特別な思い入れがあるようです。
(LL)
リバプールは、私の人生の一部だよ。
約10年という長い間、私はここにいるのだからね。
みんなが知ってくれているように、私の子供はここで生まれた。
だから私は、この街とクラブに特別な愛情を持っているんだ。
リバプールで、こんなにも長い間プレイすることが出来て、私は本当に幸せ者だよ。
そして今、私達は特別な何か、特別な素晴らしいものに近づいていることを感じるよ。
今年だけで、私達はドルトムント、ビジャレアルと2試合を戦ったんだ。
彼等が、どれほど強い相手かを考えてみてほしいね。
私達がチームとして、クラブとして一緒になることで強敵を倒したと、私は思っているんだ。
今度の試合が、アンフィールドではないことは分かっている。
だけど、サポーター達が、バーゼルをアンフィールドのようにしてくれると思うよ。
その雰囲気を感じ、私達は奮起するし、みんなでまた一緒に成し遂げたいね!
私達は、これまでも困難な状況で結果を出してきた。
ドルトムント戦やビジャレアル戦のようなね。
最高の状況ではなかったにもかかわらず、私達は勝利してきたんだ。
ポジティブにいくよ!
私は、トロフィーを獲得することが、みんなにとって、とても重要なことだと思うんだ。
シーズン当初には、人々は予想だにしていなかっただろうしね。
私達が一緒になって、強さを見せつけよう!
うまくいけば、シーズンの最後にトロフィーを獲得することが出来るだろう!
私は、ルーカスという存在は、いろいろな意味でリバプールにとって大切だと思っています。
プレイ以外の部分でもそうですね。
冷静に予想をすれば、ルーカスがセビージャ戦において、先発で出場する可能性は低いのかもしれません。
しかし、あくまで私個人の願望とすれば、短い時間でもいいからバーゼルのピッチに立たせてあげたい!
そんな思いでおります。
リバプールでの10年間。
ルーカスにも、ご褒美をあげたいですね。
それが、ヨーロッパを制覇するトロフィーであれば、最高のプレゼントになることでしょう。
理想的な試合展開を考えた場合でも、リバプールがリードを奪い、試合終盤には守備を固めるためにルーカス投入というシナリオにもっていけたらいいですね。
ルーカス。
応援したいプレイヤーです。