スティーブン・ジェラード。
私が説明をするまでもなく、地元リバプール出身のレジェンドです。
かたや、ブラジルからやって来た10年プレイヤーがルーカス・レイバ。
スティーブン・ジェラードは、おそらくルーカスをリバプールの人として見ていたのかもしれません。
ルーカスが、リバプールを去るにあたり、スティーブン・ジェラードはLFCTV GOにコメントを寄せています。
非常に多くのことを語ってくれているスティーブン・ジェラードですが、ルーカスについては、プレイヤーとしても人としても尊敬に価すると讃辞を送っています。
スティーブン・ジェラードは、ルーカスとの思い出をひとつずつかみしめるかのように、初めて出会ったときのことからを語っています。
スティーブン・ジェラードによれば、かなり早い段階からルーカスのことは、よく知っていたそうです。
ラファ・ベニテスが、ルーカスの大ファンで、「欲しくて、欲しくてたまらなかったプレイヤー」だったとスティーブン・ジェラードが明かしています。
そいうことがあり、ルーカスのことは、よく話で聞いていたそうです。
初めてルーカスがスティーブン・ジェラードと会う日のこと。
長髪の美しい顔をした少年が来た・・・と、まずスティーブン・ジェラードは感じたと、当時を回想しています。
ただ、心持ち緊張をしていて、非常に礼儀正しかったともスティーブン・ジェラードは思い出を語っています。
スティーブン・ジェラードは言います。
「ルーカスのことを思うとき、私は笑顔になるよ」
「彼は間違いなく、私がキャリアの中で出会った最高の人物の一人だ」
「リバプールFCには、ルーカスのための場所がいつだってある」
"I just smile when I think of Lucas." ?
Stevie's admiration: https://t.co/1irXVsGVVZ pic.twitter.com/bxkROHIvhd
— Liverpool FC (@LFC) 2017年7月20日
スティーブン・ジェラード。
ルーカス・レイバ。
タイプこそ異なれど、長くリバプールを支え、クラブをファンを愛したという意味で、お互いに共通するものを持っていたと思います。
時は流れ、クラブは変化していきます。
しかし、変わらぬ何かが脈々と生き続け、語り継がれる。
ユルゲン・クロップ監督の言葉を借りれば、スティービーもルーカスもリバプールのレガシーですね。
一時代を築いたヒーローでした。