昨日開催されたリバプール対ノッティンガム・フォレストとの試合には、ルイス・ディアスの姿はありませんでした。
それもそのはず、既にお伝えをしたとおり、ご両親が誘拐されるという事件が発生しており、大規模な捜索が展開されているといいます。
事態の早期解決とご無事を祈るばかりです。
これを書いている間にも、何らかの動きがあるかもしれませんが、一度ルイス・ディアスのご家族に起きた事件について書いておこうと思いました。
ここでは、BBCが報じているニュースを参考にして書かせていただきます。
誘拐されたということですが、武装した集団による犯行だったようです。
コロンビアでは、警察だけではなく、軍も捜索に参加しているとのこと。
また、発見に繋がる有力な情報を提供した人には£40,000の報奨金を出すとしているそうです。
昨日、日曜日には120人以上の兵士と警察によって大規模な捜索が実施され、事態収拾に全力を尽くしているとのこと。
ルイス・ディアスのお母さんに関しては、土曜日の段階でバランカスで発見されたといいます。
この事件に関し、軍が声明を発したそうで、ルイス・ディアスのお父さんの救出にあたっては、道路を封鎖した上で、2個小隊、無人飛行機、ヘリコプター、さらにレーダー付き飛行機を配備したとされています。
大がかりなものになっていますね。
犯人グループが武装集団であるということで、本当に心配な状況です。
コロンビア当局は、誘拐事件に関する詳細を明らかにはしていないものの、地元メディアによると、ルイス・ディアスのご両親は、同国の北部にあるバランカスにあるガソリンスタンドにおいて、バイクに乗った武装した男達の手によって連行されたとのこと。
この件については、コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領が「ディアスの父親を発見するために、あらゆる公的部隊が投入された」とコメントを出したそうです。
また、国家警察長官が、日曜日の会見において、情報提供者へ 200m pesos(約£40,000)の報奨金を出す旨、発表したといいます。
さらに、今回の事件では司法長官とも情報を共有しながら事態の収束へ向けて全力をあげているとされています。
また、ルイス・ディアスのお父さんですが、ベネズエラにいる可能性があるとも見られているようで、その場合には大統領の力が必要になると警察幹部は語っているようです。
リバプールのユルゲン・クロップ監督ですが、3-0のスコアでノッティンガム・フォレスト戦に勝利した後、「この勝利を我々のブラザーに捧げる」とコメントを残しています。
ディオゴ・ジョタがゴールを決めた後の振る舞いもそうでしたが、ルイス・ディアスが辛い中、チームが彼を思うことが大切ですね。
今回の誘拐事件ですが、犯人が武装していることがポイントとしてあると思うし、コロンビアとしては、警察のみではなく、軍を投入して作戦にあたっていることが分かりました。
仮定の話ですが、既にお父さんが海外に連れ去られているならば、そのときには大統領の力も必要となる。
犯行に及んだ動機は何なのか?
どれほどの武器を所持しているのか?
いずれにしても、ルイス・ディアスのご家族が無事に救出されることを心から祈るばかりです。