先ほど、プレミアリーグ第11節のルートン・タウン対リバプール戦が終了しました。
リバプールファンにとっては、フラストレーションが溜まる試合だったと思います。
全体的に、体が重たい印象はありましたが、試合結果は1-1のドローに終わっています。
ファーストハーフのうちから何度となくビッグチャンスが来ていたリバプールですが、相手ゴールキーパーを良い気分にさせてしまいましたね。
決定機を逃している間に失点をするというのは、非常によくないサイクルですが、それでもリバプールは土壇場で同点に追いつきました。
得点経過は、次のとおりです。
▲80分:失点
■90+5分:ルイス・ディアス
アウェイとはいえ、ルートンであれば多くの人々は3ポイントを予想していたことでしょう。
この私も同様です。
ただ、同点ゴールを決めたのがルイス・ディアスというところに救いがあったように思うのです。
体が重そうとは書きましたが、誰よりも心身ともに疲弊していたのがルイス・ディアスだったでしょうし、短い時間でよく決めてくれました。
途中からピッチに入ったハーヴェイ・エリオットがクロスをあげ、そのボールをルイス・ディアスがヘッドで押し込んだものですが、体ごと気迫で決めきったようなゴールでした。
あのファイトがあれば、きっとリバプールはもう一度連勝を築ける。
そう思う私は甘いのかもしれませんが、そうあってほしい。
ポゼッションでは圧倒したリバプールでしたが、こういう時にゴールが来ないと厳しくなって行きますね。
0-0の段階であれば、例えばアレクシス・マクアリスターを一列前に上げて、遠藤航なりを投入する手もあったとは思うのですが、それもみな結果論でしかありません。
1失点をした時点で、フォワードを投入するしか打つ手がなかったというのが今回の試合だったと思います。
チームのコンディションというものは、1シーズンを通じて全試合で良いというわけにはいきません。
今日は、リバプールの日ではなかったのかもしれませんが、次の試合で挽回のプレイを見せてほしいですね。
アレクシス・マクアリスターに関しては、おそらくイエローの累積で出場停止になるかと思います。
ちょっとカードが多いかな?という感はあったものの、アンカーというポジションの場合、それも珍しくないことですね。
どうしても体を張りに行くシーンが増えますし。
試合結果は、とても残念なものですが、少なくともリバプールはギリギリまでゴールを狙っていた。
そこで決めたのがルイス・ディアスだった。
今日は、それがすべてだったように思います。
負けたわけではないので、今日の試合を教訓にして、次からの試合で取り返して行きたいですね。
なお、この試合でリバプールは、4人の交代枠を使っています。
そちらを整理して、この稿を閉じたいと思います。
■66分:ドミニク・ソボスライ→ハーヴェイ・エリオット
■66分:ディオゴ・ジョタ→コーディ・ガクポ
■66分:ジョー・ゴメス→コスタス・ツィミカス
■83分:ライアン・フラーフェンベルフ→ルイス・ディアス