移籍関連の噂というものは、浮かんでは消えることが常ですが、ボルシアMG所属のミッドフィールダー、マフムード・ダフードに関しては、長い間リバプールの補強候補として、その名前が残り続けています。
今もなお、各メディアでは、ダフードの去就について記事にしているという状況もあります。
ユルゲン・クロップが、かねてからダフードを評価している・・・という話は、どうも事実のようですが、さて1月にリバプールが動くのか?という部分は、そう単純な話でもなさそうな気がします。
いろいろなメディアが展開している論調を見ると、リバプールがダフードをチェックしているということは、ほぼ確実だと考えてよさそうです。
頻繁にスカウトを派遣しているということも報じられています。
いまだに、リバプールは1月に再度オファーを出す!とするメディアもあれば、夏まで待つかもしれないという論調も存在します。
私としても、優れたプレイヤーがリバプールへ来てくれることは大歓迎ですが、1月となった場合、現状のチームのこともしっかり見る必要があると思います。
以前から、何度か書いてきましたように、私個人としては、ジョーダン・ヘンダーソンが新しい役割を任され、ここまでフィットしてくるとは予想以上でした。
さらに、エムレ・チャンがおり、ジョルジニオ・ワイナルドゥムもいます。
経験豊富なベテランとしてルーカス・レイバの存在も忘れることは出来ないし、若きホープ、ケビン・スチュワートも育って来ています。
さらに、もしリバプールが1月に左サイドバックを補強した場合、ジェイムズ・ミルナーのポジションをどうするのか?という課題もあります。
簡単に言えば、1月の段階でダフードを獲得した場合、飽和状態になりはしないか?という心配も若干あります。
素晴らしいプレイヤーがリバプールへ来てくれるならば大歓迎です。
一方、1月ということになると、シーズン途中でもあり、今いる戦力のことも十分に考慮しての動きとなることでしょう。
こればかりは、1月のマーケットが開き、実際の動きが始まるまで分からない状況のように思えます。
ユルゲン・クロップの判断に託したいと思います。