Giorgi Mamardashvili
いよいよ!といいますか、ついにリバプールへやって来たギオルギ・ママルダシュビリ!
リバプールにはアリソンという世界最高とも言える守護神がいますが、ママルダシュビリは次を担う最高峰のゴールキーパーでしょうか。
リバプールでプレーをするということにおいて、ママルダシュビリはジョージア人選手としは初にもなります。
国際試合等々でママルダシュビリの傑出したスキルは高い評価を得ていますね。
この選手、まず驚くのはとにかく体躯に優れていること。
身長はほぼ2mに達しようという長身でありガタイもいい。
これで身軽なのですから凄いことです。
ママルダシュビリについては、既に昨年夏にリバプール入りが決まっていたわけですが、昨シーズンはローンという形をとってバレンシアに残っていました。
そのママルダシュビリは、晴れて今夏からリバプールのユニフォームを着たわけで、先日のプレシーズンマッチ、プレストン戦ではリバプールの選手として登場しています。
この機会に、LFCがママルダシュビリのインタビューを公開しており、ここではその中で彼がどんなことを言っているのか?
そちらを一部取り上げてみたいと思います。
<ギオルギ、君と話すのは今日が初めてだね。リバプールへようこそ。そのバッジを胸に着けて、ついにリバプールの選手になった気持ちはどうかな?>
ありがとう。
とても嬉しいし、ここに来られて本当にワクワクしているよ。
リバプールのようなクラブに加入することは、単なる移籍ではなく、僕にとって夢が叶った瞬間なんだ。
準備はできているし、モチベーションも高い!誇りに思うよ。<昨年の夏、リバプールへの移籍に合意したわけだけど、その時はどんな気持ちだった? 実際にここに来てみて契約書にサインしたときの感想は?>
昨年の夏、リバプールのオファーに合意したときには、自分の人生で何か大きなことが始まる予感がしたよ。
今、本当にリバプールの選手になるということがどういうことなのか実感している。<君が加入してから、クラブにとって非常につらい時期が続いている。ディオゴ・ジョタとアンドレ・シウバの悲しい訃報があったからね。君が加わったチームは、お互いにどれくらい支え合ってきただろう? 新加入の選手たちも含めてどうだった?>
僕がここへ来たときは、クラブにとって本当に厳しい時期だった。
でも、みんながお互いに支え合っていて、ここは本当に大きな家族のようだと感じたよ。
単にチームというだけではなく、お互いを思いやる人たちの集まりなんだ。<君はディオゴとは一緒にプレーしたことはないが、ユーロで彼と対戦したことがあるよね。彼が素晴らしい選手だったことは知っていると思う。でも、アンフィールドや世界中で彼への沢山の追悼が行われているのを見ると、彼が人としても素晴らしかったことが伝わってくるよね>
彼と一緒にプレーする機会こそなかったが、ユーロ2024で対戦したから、彼がどれほど素晴らしい選手かはよく知っているよ。
彼に関するストーリーやメッセージ、人々からの愛を目にした。
ピッチの外であったとしても、彼がいかに素晴らしい人だったかが分かるよね。<君は昨シーズン、リバプールをずっと見ていたことと思う。かなり特別なシーズンだったよね>
もちろんだよ。
すべての試合をまるで自分がもうチームの一員であるかのような気持ちで見ていたんだ。<タイトル獲得の瞬間やその後のセレブレーションを見て、どんな気持ちになった?リバプールの選手になることへの気持ちはさらに高まっただろうか?>
もちろんそのとおりだよ。
本当に素晴らしかった。
ファンがみんなで祝う姿を見て、リバプールがどれほど多くの人々にとって大切な存在なのかを改めて実感したよ。
<君はリバプールでプレーする最初のジョージア(グルジア)人選手だ。その事実をどれほど誇りに思っている?それは母国の人々にとってどんな意味があると思っているかな?>
とても誇りに思うよ。
リバプールでプレーする初めてのジョージア人選手になれたことは、自分の家族にとっても、ジョージアの人たちにとっても、すごく大きな意味があることも分かっている。<この移籍が昨年の夏に発表されたとき、ジョージアではどんな反応だっただろうか?>
あの日のことは一生忘れないね。
リバプールと契約をしたとき、ジョージアでは本当にすごい反響だったんだ。
たくさんのメッセージをもらって、みんながとても歓んでくれてね、もうワクワクしてくれていたよ。
ディオゴ・ジョタへのリスペクトも表したママルダシュビリ。
ユーロで対戦をしていたのですね。
彼のインタビューで、ジョージアの人々も大歓迎していたことが分かりました。
ママルダシュビリの場合、まだ24歳ですので、ゴールキーパーとしては若手の部類に入るかと思います。
それでいて国際舞台での経験は多くの人に知られている。
アリソンという偉大な選手とチームメイトになったママルダシュビリ。
さらなる成長、ブレイクも期待できそうです。
このインタビュー、次稿以降にもう少し続きます。