先ほど、インターナショナル・チャンピオンズカップとして開催されたマンチェスター・シティ対リバプール戦が終了しました。
試合結果は、1-2のスコアで、リバプールが勝利しています。
先制を許したリバプールでしたが、セカンドハーフから登場したモハメド・サラー、サディオ・マネのゴールにより、逆転勝ちをおさめています。
まず最初に一言書いておきたいのは、モハメド・サラーとサディオ・マネが入ると、違うチームになってしまう。
格の違いを改めて見せつけた内容だったと思います。
得点経過についてまとめると、次のとおりです。
▲57分:失点
■63分:モハメド・サラー
■90+4分:サディオ・マネ(PK)
ファーストハーフは両チーム共に得点はなく、試合が動いたのは、大幅にメンバーが入れ替わったセカンドハーフに入ってからでした。
リードを奪われたリバプールでしたが、62分にはモハメド・サラーを投入。
その後、1分も経たないうちに、おそらくモハメド・サラーのファーストタッチだったと思いますが、右からのクロスに反応したモハメド・サラーが、相手ディフェンスラインの裏を取り、完璧なヘッドで押し込みました。
その後もリバプールペースで試合は進み、何度か決定的なシーンをつくりますが、ゴールには至らず。
しかし、90分をまわった時間帯に、モハメド・サラーのクロスに反応しようとしたドミニク・ソランケが、ボックス内で倒されPKを獲得。
このPKをサディオ・マネが、実に落ち着いて決めきっています。
モハメド・サラーとサディオ・マネにとっては、プレシーズンマッチ初登場の試合でしたが、コンディションも良さそうで、とても安心いたしました。
やっぱり、この2人が入るとすごいことになる!ということを実感しまくった私でありました。
ここに、ロベルト・フィルミーノが加わり、ナビ・ケイタも絡んでくれば、リバプールは、かなり面白い攻撃を展開できるのではないでしょうか。
その他の点で、私なりに書いておきたいのは、若手17歳のカーティス・ジョーンズは、やはり才能あるところを随所に見せてくれるな!ということでした。
落ち着いているし、球際の細かなプレイも上手い。
これは、何らかの形で、リバプールのために活かしたい才能ですね。
地元リバプールっ子でもありますし、期待は膨らみます。
また、印象的だったのは、今日もジェイムズ・ミルナーが気迫のあふれるプレイを見せており、ハードに行っていたこと。
ベテランが、あの姿を見せたら、全員の気持ちが前向きになることでしょう。
素晴らしいファイティング・スピリットだと思います。
私なりに注目をしたファン・ダイクとジョー・ゴメスのセンターバックですが、コンビを組んだファーストハーフは、無失点で終えました。
開幕戦へ向けて、コンビネーションを高めてくれればと願うところです。
プレシーズンマッチではありますが、やはりマンチェスター・シティに勝つということは、メンタル面でも大きいですね。
今日の試合では、おそらく負傷者も出ていないと思います。
まずは、モハメド・サラーとサディオ・マネが、良い状態で帰ってきた。
そのことが、非常にポジティブだと感じた試合でした。