対ウェストブロム戦に関しては、試合前から相手はラインを深くし、守備に人数をかけて来ることは、ある程度予想ができました。
守備に集中させた場合、決して簡単な相手ではなかったことも事実だと思います。
そういった意味で、先制ゴールを叩き込んだサディオ・マネの貢献度は実に大きかったと、私としては思っています。
そのマネですが、ウェストブロムが用いてくるであろう戦術を想定して、メルウッドで日々準備をしていたことを語っています。
マネの言葉からは、リバプールとしてはウェストブロムが敷いてくる布陣を念頭に置いた上での崩し方を研究していたということになります。
それが、ファーストハーフからゴールという結果に結びついたということでもありそうです。
ここでは、そのマネがLiverpoolfc.comへ向けて語っている言葉の一部を簡潔にご紹介したいと思います。
(SM)
チームのためにゴールを決められて、とってもハッピーだよ!
ストライカーであれば、誰しもゴールを好むものだが、一番重要なのはチームなんだ。
今日のぼく達は勝利に価したし、3ポイントを取るために素晴らしいプレイが出来たと思うよ。
簡単な試合ではなかったよ。彼等は実にコンパクトにやってきたからね。
だけどぼく達は、毎日のようにトレーニングで、この対策を繰り返しやってきたんだ。
ぼく達は、ラインの間で動こうと試みたから、やりやすくなったね。
(ゴールシーンは)エムレからフィルミーノへとパスが渡った。
お互いが理解し合えているから、ぼくにとっては簡単なことだったよ。ボールが来るのを待っていればよかったのだからね。
ぼくはただ、入れればよかっただけさ。
今、ぼく達は、みんなが理解し合っている。
チームのために、全員が毎日ハードワークをしているし、試合も快適になるってものだよ。
マネが特に強調しているのは、チームメイト達が理解し合っているという部分でしょうか。
チームがよい雰囲気にあることが伺われます。
たしかに守備網を密集させたウェストブロムでしたが、コウチーニョ、フィルミーノ、ララーナ、そしてマネは特に、狭いエリアでも平気で入り込んで行っていたし、むしろ駆け引きを楽しんでいるようにも見えました。
こういうプレイがコンスタントに出来、ゴールを決められるようになると、いわゆる下位からのとりこぼしも激減していくことでしょう。
リバプール。
よいメンバーが揃ったな!と、改めて実感する次第です。