昨年の夏、アトレティコから2年間のローンという形で、リバプールへやって来たマンキージョですが、彼自身にとっては、満足な1年とは言えなかったと思います。
私としては、もうちょっとチャンスがあってもよかったかなと思っていますが、シーズン途中から3バックにシステムを変更したことも、遠因になっていることでしょう。
さて、そのマンキージョですが、リバプールでの2シーズン目を迎えることなく、退団になる可能性が囁かれているようです。
これは、マンキージョの希望ではなく、あくまでリバプールとして、ローン契約を打ち切りたいという考えだとか。
ブレンダン・ロジャーズのチーム・プランには、マンキージョは入っていないとも言われています。
マンキージョのことを思えば、気の毒に思います。
ただ、リバプールが、そうした考えのもと、動きはじめたということは、新たな右サイドバック獲得に目処が立ってきたということかもしれません。
また、右サイドバックも出来るという点では、ローンバックのウィズダム、新戦力の若手ゴメスもおり、長期的に見れば、フラナガンもいます。
さらに、場合によっては、チャンを右サイドでプレイさせることも可能ではありましょう。
ここまで、素早く順調な補強を進めるリバプールですが、裏返して見れば、放出のほうも、動かざるを得ないということも意味するということでしょう。
ファンにとっては、寂しい気持ちを味わうことも、今後あるでしょうが、少なくとも、リバプールのために戦い、チームを愛してくれたプレイヤー達には、大きな拍手を送りたいですね。