リバプールが抱えている大きな懸案のひとつとして、マリオ・バロテッリの処遇があるかと思います。
今シーズンはミランにローン中のバロテッリですが、活躍することは出来ておらず、ミランとしては今シーズンいっぱいでリバプールへ返す腹づもりだと報じられているし、おそらく事実なのでしょう。
そうなると、リバプールとしては、バロテッリの行き先を探さなければならないという難題が待っているわけですが、中国スーパーリーグからオファーが届きそうな動きがあるようです。
バロテッリに対してオファーをする動きを見せているのは、中国スーパーリーグの江蘇蘇寧足球倶楽部だとか。
リバプールとしては、移籍金を手に入れることも大切ですが、バロテッリの週給問題もあるし、正式なオファーが届けば合意へ向けて動くことも、十分に考えられます。
中国といえば、一時期クリスティアン・ベンテケにもオファーがありそうだという報道がありましたが、ベンテケ自身の希望はあくまでプレミアリーグ、あるいはヨーロッパ主要リーグでのプレイとのことで、中国行きの可能性は、極めて低いかと思われます。
バーゲン価格とも言われ、バロテッリを獲得したのはいいものの、その後リバプールは、バロテッリの処遇、扱いにおいて、常に頭痛の種を抱え込んでしまった様相を呈しています。
そういった前例を考慮すれば、名のあるプレイヤーだから獲得しておこう・・・という安直な考えで補強をすると、後々の苦労を背負ってしまうことになりかねません。
ぜひ、今年の夏こそは、真にリバプールが必要とするタレントを連れて来てほしいですね。