この夏、シャルケからリバプールへとやって来たジョエル・マティプ。
シーズン開幕当初こそ、怪我の影響で出遅れましたが、初めてのプレミアリーグ挑戦にして、本当によくやってくれていると、私は思います。
マティプ自身、もうリバプールが大好き!になったとのことで、すっかりチームにもこの地にも馴染んだことが、その発言からうかがわれます。
今回は、マティプがエコーへ向けて語っているコメントの一部を私なりに整理してみたいと思います。
(Joel Matip)
リバプールのためにプレイをすることは、名誉であり歓びだよ。
素晴らしいクラブだ。
ぼくは、チームが良い結果を得るための助けになれてきたし、ここにいられて、本当にハッピーだよ!
ぼくは人生を通じてシャルケファンだった。
そこで育ったし、16年間もいたからね。
ぼくの心はシャルケにある。
だけど、今のぼくにとっての野望はリバプールにあるんだ。
クラブの魂を感じるよ。
素晴らしいサポーターがいるこのクラブは、世界でも偉大であり有名なクラブだね。
リバプールのようにリスペクトされているクラブは、他にはなかなかないよ。
ぼくにとっての始まりはいいものではなかった。
プレシーズン中、足に問題を抱えていたからね。
でも、どんどん良くなっているよ。
沢山の試合にも出場出来ているし、これからも続けていきたいね。
ブンデスリーガとの最も大きな違いは、とても多くのチームがタイトル争いをしているということだね。
とてもクオリティーが高いよ。
どうして、ぼくが早く馴染めたかって?
ここへ来た最初の日から、ぼくのチームメイト達が、助けてくれたからさ。
その助けがあったおかげで、ぼくはこうして試合に出られているんだ。
チームには、ナイスガイ!が沢山いるよ。
ぼく達は、たくさん笑うし、上手くいけばより大きなことが達成できるかもしれないね。
それにぼくは、偉大な監督の元でやっているんだ。
彼は、すべてのプレイヤーを向上させてくれるよ。
ぼく自身ももっと改善できるし、良くなっていけることが分かっているんだ。
そしてぼくは、いつでもチームメイトからの助けに感謝をしている。
ぼくの両脇には、常にデヤンとクライニー(ナサニエル・クライン)がいてくれるしね。
彼等は、ぼくに自信を与えてくれるんだ。
彼等が後ろにいてくれることが分かっていれば、ぼくは前にも出ていけるのだからね。
私としては、まずマティプが、シャルケへの変わらぬ愛情をしっかり言ったことが良いと思います。
以前いたクラブを悪く言って、媚びようとする姿勢がなく、むしろこういう人物のほうが信頼されるし、愛されることでしょう。
あとは、マティプの言葉を聞いていて、いつも感心するのは、監督やチームメイトに、必ず感謝を表していることです。
ジョエル・マティプ。
守備力でも勿論、より向上していくでしょうし、私なりに思うには、セットプレイなどのとき、今後結構マティプの空中戦がゴールに絡むシーンも増えてくると予想しています。
攻守両面において、マティプには期待しています。
あの高い身長は、今のリバプールにあって非常に貴重な存在です。
フィードも出来る。
ジョエル・マティプのプレミアリーグ初挑戦年は、素晴らしいものになる予感がします。