現在、ローンという形でミランへ行っているマリオ・バロテッリですが、このままシーズンを終えると、リバプールへと戻って来ることになります。
ただし、リバプールとしては新シーズンの構想にバロテッリは入っておらず、平たく言えば、戻って来ても出番はないよということでありましょう。
そんな中、バロテッリの去就に関しては、中国へ渡るのではないか?とか、フィオレンティーナ行きの可能性があるなどの報道がなされてきました。
ただ、ここへ来て、ミランがバロテッリを完全移籍で獲得してもいい・・・という話が持ち上がっているようです。
ソースは、イタリアのGazzettaのようです。
バロテッリ自身は過日のこと、「ミランに残りたい!」という自身の希望を語っており、「リバプールには戻りたくない」とも発言していました。
もし、ミランが完全移籍でバロテッリを受け容れるのならば、とりあえず円満解決に一歩前進しそうですが、さてどうなりますか。
リバプールとしては、バロテッリをミランへローンで出したものの、その週給の一部は負担しているとされています。
となれば、もし提示された移籍金が低額でも、引き受け手が現れれば、イエスという言う可能性も十分にあるとは思います。
バロテッリと同じストライカーとしては、クリスティアン・ベンテケに関しても夏の放出候補だとされています。
ただ、ベンテケの場合は、ヨーロッパの各クラブから関心を示されており、リバプールが放出する意思を固めれば、新しい行き先がしっかり決まると見てよいかと思います。
バロテッリとベンテケ。
この2人の将来がどうなるのか?
リバプールがこの夏に抱える大きな課題であることは、間違いなさそうです。