バルセロナ戦の試合途中で負傷交代をしたジェイムズ・ミルナーですが、痛めたのはかかとのようです。
試合後におけるユルゲン・クロップのコメントによれば、「良いものには見えなかった」とのことですが、スキャンを実施するそうで、正式には、その結果待ちということになりそうです。
手薄と言われていた左サイドバックのポジションで、堅実な仕事をしてくれていたミルナーが離脱することになると、リバプールにとっては、非常に大きな痛手ですね。
この夏の補強により、リバプールにはテクニック豊かな攻撃的タレントが揃ってきました。
だからこそ、ミルナーのような仕事人タイプは、欠かせない存在だと私は思っていただけに、実に残念です。
また、ミルナーの離脱期間が長引いた場合、左サイドバックが更に手薄となり、より補強が急務になったようにも思われます。
いずれにしても、ミルナーがマインツ戦に帯同することはなく、プレミアリーグの開幕戦、アーセナルとの試合にも間に合わない可能性が高そうです。
スキャンの結果が出たから、離脱する期間の見込みも発表されることでしょう。
一方、ダニエル・スタリッジですが、お尻の部分に痛みがあるようです。
これは、昨シーズンまでと同じ症状かもしれません。
イングランド代表として、ユーロにも出場していたスタリッジですが、開幕を直前にして古傷の再発だとしたら、踏んだり蹴ったりですね・・・。
ただ、昨日のバルセロナ戦を見ても、今のリバプールは、いろいろなパターンから得点を狙えるだけの力を備えていると思います。
スタリッジも、あまりにうかうかしていると、ポジションを失う危機が迫る可能性も否定できません。
当面、開幕戦に限って言えば、ディボク・オリギ、ダニー・イングスあるいはロベルト・フィルミーノがいるので、何とかストライカーに関しては凌げるかと思います。
リバプールにとって、スタリッジの件に関して心配なのは、全治何日間・・・と、期間が定められないような状態に陥ってしまうことだと思います。
そうなると、昨シーズンまでの繰り返しですからね。
まずは、ミルナーのスキャン、その結果を待ってから、今一度この件については、触れてみようと思っています。
軽傷であることを祈っています。