延長戦さらにはPK戦までもつれ込んだキャピタルワンカップ準決勝の対ストーク戦でしたが、特筆したいのは、ジョン・フラナガンが105分間もパワフルにプレイをし続けたことです。
ユルゲン・クロップは、フラナガンを絶賛し、「私にとってのマン・オブ・ザ・マッチだ!」とまで言葉にしています。
フラノの復活は、ジェイムズ・ミルナーの心も揺さぶったようで、ミルナーは、「信じられないことだよ!」と、フラノの奮闘ぶりを讃えています。
(JM)
信じられないね!
彼のことを言葉で表現するのは難しいほどだよ。
彼とは以前、イングランド代表で一緒にやったことがあるんだ。
だから、彼のクオリティーは知っていたよ。
彼は、常に正しい判断ができるプレイヤーだね。
もっと彼にふさわしい言葉が見つかればいいのだけれど。
(言葉に尽くし難い)
長い時間、彼は本当によくやったよ。
信じられないようなパフォーマンスだった。
その姿を見られたことは、素晴らしいものだったよ。
ファンは、地元出身のプレイヤーが活躍する姿を見たがっているんだ。
偉大な物語だね。
気が遠くなるようなリハビリ生活を続け、実戦から長く遠ざかっていたフラナガンが、いきなり大仕事をするとは・・・。
余程気持ちも入っていたのでしょう。
ミルナーが言っているイングランド代表で一緒にやったという話は、ワールドカップ前に、フラナガンがサブメンバーに選考され、チームと行動を共にしていたときをさしているのだと思います。
ストーク戦で、フルタイムもこなせることを自らの力で示したフラナガン。
今度は、レギュラー争いですね。
幸い、フラナガンは左右ともに遜色なくこなせるので、どこかのタイミングで、ユルゲン・クロップもフラナガンの起用を検討することでしょう。
辛い経験をしたプレイヤーが這い上がってくる姿には、無条件に感動させられます。