リバプールの副キャプテンとしてチームを支え、牽引したジェイムズ・ミルナー。
絶え間ない自己研鑽を積むことで長いキャリアを誇っている鉄人でもあります。
ミルナーは、2015年から2023年までの間、レッズの選手として在籍し、その8年間のうち3年間をディオゴ・ジョタとともに過ごし、ジョタとの深い友情を築きながらFAカップとリーグカップを共に掲げたものでした。
7月の初め、ジョタとアンドレに降り掛かった悲劇を受けて、ミルナーは彼が知っている選手としてのジョタ、人としてのジョタへの敬意を語っています。
ミルナーの言葉は、LFCがオフィシャルで紹介しており、例えばミルナーは、こんなことを言っています。
James Milner
最初はショックで、真実ではないことを願ったよ。(ジョタの死の報を受けて)
頭の中を、彼と一緒に過ごした時間が駆け巡ってね。
選手として彼は本当に素晴らしかった。
フィニッシャーとしてとても賢かった。
ポジションの取り方や体の使い方も見事だった。「この選手がどれほどすごいのか!君は分かってないよ。本当にすごいんだ。彼を見ることが大好きなんだ」と、試合の遠征の際にバスで隣に座っているアダム・ウェブスター(ブライトン所属のイングランド人選手)によく話したものだよ。
するとウェブビーは、「ミリー、それ、先週も言ってたよ!」ってね(笑)毎週、彼のプレーを見るのが好きだったし、一緒に練習できるのも嬉しかったんだ。
選手として以上に、人としても素晴らしい人物だったよ。
どんなグループにいても誰からも好かれるタイプでね。私と彼はお互いをからかい合ったりして、たくさんの楽しい日々を過ごしてきた。
彼は本当に頑固なやつで、そこは私と同じだね!
一緒に過ごすことがとにかく楽しかったよ。
家族を大切にする人で、いつもそばにいたくなるような存在だった。
みんなに惜しまれる存在になるだろう。
本当に素晴らしい選手であり、それ以上に素晴らしい人間、一緒にいられて最高の人物だった。
ミリーは、ブライトンのチームメイトにまでジョタの素晴らしさを話していたのですね。
ミリーがどれほどジョタのことが好きだったかが、ひしひしと伝わってきます。
何度叫んでもジョタがピッチに戻って来ることはありませんが、チームメイト、ファンの心に刻まれる選手になりますね。
ミリーが発する言葉には包容力があるし、深いところでの愛を感じる私です。