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リバプール(リヴァプール)ブログ Liverpoolの1ファンが綴るblog

いつかロバートソンのレベルに到達したいと語ったミロシュ・ケルケズ(インタビューその1)

Milos Kerkez

満を持してリバプールの一員となることが決まったミロシュ・ケルケズ!
本人も強くリバプール入りを望んでいたようだし、こういう補強は嬉しいものです。
若くして、既にプレミアリーグで実績を残していることも心強いですね!

これから数回に分けてケルケズのインタビューをご紹介していきます。
まず、これが第1回目となります。
子どもの頃からケルケズは、リバプールを追っておりお手本にしていた選手がいたとのこと。

<―ミロシュ、リバプール加入おめでとう。今の率直な気持ちを聞かせてよ。>

ありがとう。本当に嬉しいよ。
僕にとって本当に光栄なことで、世界でも最大級のクラブ、そしてイングランドで最も偉大なクラブの一つでプレーができることは特権だと思っているよ!
本当に、本当にハッピーでワクワクしているんだ。

<―この移籍が確実になった瞬間、次の行き先はリバプールだ!と確信したときはどんな気持ちだったかを教えてくれる?>

多分、シーズン終盤の5月頃にはもう、これは本当に現実になりそうだ!と感じ始めていたよ。

<―噂が飛び交渉が続く中で、実際にそれが現実になったとき、選手としてはどんな気持ちだった?>

落ち着いていられる時間なんてほとんどなかったね。
何しろリバプールなのだから。
リバプールの選手になりたいという思いが常にあったし、それは全ての子ども達の夢であるべきだと僕は思っているんだ。
毎日、毎日、何が起こっているの?って思っていたよ。
父に早く教えてほしいってずっと思っていたしね。
何日か前のこと、確か1週間くらい前かな、父は「うまく進んでるよ、今週リバプールへ行くぞ!」と教えてくれてね。
もうすごく嬉しかったよ。

<―「夢」という表現があったけど、少年時代からリバプールの成功や歴史についてはどれほど知っていたの?>

沢山見てきたからね。
僕は今21歳で、13歳〜14歳の頃からリバプールにどっぷりハマり始めてね。
沢山のレジェンドたちのことも覚えているよ。
特に左サイドバックでは、ヨン・アルネ・リーセのプレー映像をたくさん見たし、アンディ・ロバートソンも大好きで、彼の試合や動画もよく観て来たんだ。
だからこそ、今こうしてリバプールの選手になれたのは、本当に名誉なことであり、特別なことなんだよ!
早くプレーをしたいよ。

<―今、ヨン・アルネ・リーセの名前が出たけど、君のプレースタイルと似ているところがあると感じる人もいると思うのだが。>

そうかもしれないね。
彼の映像はたくさん見ていたし、彼もまさにマシーンだったよね。
ロバートソンも同様で、本当に大好きだよ。
僕はまだ若いから、沢山学んで、成長して、いつか彼らのレベルに到達したいと思っているんだ。

<―この移籍の実現には、あなたを最初にイングランドへ連れてきたリチャード・ヒューズの存在も大きかったと思っている?>

間違いなく大きな存在だったよ。
ご存じのとおり、彼が僕をボーンマスに連れてきてくれたわけだし、僕がボーンマスに行った大きな理由の一つでもあるんだ。
そしてもちろん監督(アルネ・スロット)も重要な存在だった。
監督とも話をしたし、リチャードと話したときに「ここだ!これが自分の行くべき場所だ」と確信したよ。
それが僕の決断だった。

ミロシュ・ケルケズがリバプール入りを歓んでいる。
それが一番嬉しいことですね。
また、意図しているのかは分かりませんが、レジェンドであるリーセへの思いを語り、リーセやアンディ・ロバートソンのような左サイドバックになりたい!と言うところ。
なかなかしたたかさも感じます。
ケルケズとすれば素直な気持ちかもしれませんが。

ピッチ上で戦える選手だけに、おそらくリバプールのカラーにも合うと私は思います。
今夏のリバプールは、右サイドにジェレミー・フリンポンも連れて来ておりアグレッシブな布陣となりそうです。
新シーズンの開幕が楽しみです。

  • B!